本記事は「TP-Link スマートカメラ Tapo C200」の画質や使用感をレビューしています!
外出しているときに、こんなこと気になりません?
- ペットがちゃんとご飯を食べたか気になる
- 別の部屋で寝ている赤ちゃんの様子を確認したい
- 子供がちゃんと帰宅したかチェックしたい
- 事務所のセキュリティを簡単に向上させたい
これらを解決してくれるアイテムが、ネットワークカメラです。
- ペットや子供の様子をスマホでチェックしたい
- 防犯カメラを手軽に導入したい
- 首振り機能(パンチルト)を使ってカメラを遠隔操作したい
- Amzon Echo Showと連携させたい
- SynologyのNASと連携して動画を保存したい

目次
TP-Link Tapo C200のスペック
TP-Link Tapo C200 特徴
- スマホから首振り操作可能
- 高性能カメラ搭載(1920×1080)
- 動体検知をスマホに通知
- ナイトモードで暗闇にも対応
- 映像を見ながら通話可能
- 防犯用警報装置搭載
- Synology(NAS)に公式対応
- TP-Linkスマートデバイスを一括管理
カメラ画素数 | 207万画素 |
---|---|
解像度 | 1920×1080 |
レンズ | F値1.4/焦点距離4mm |
イメージセンサー | 1/2.9型 |
フレームレート | 15fps |
動画圧縮 | H.264 |
ワイヤレス通信 | 【2.4GHz帯】 802.11b→11Mbps 802.11g→54Mbps 802.11n→150Mbps |
ワイヤレスセキュリティ | WPA/WPA2-PSK |
夜間撮影 | ◯(白黒) |
首振り機能(パン・チルト) | 水平に360°, 垂直に114° |
動作検知 | ◯(アプリ通知) |
双方向通話 | ◯ |
外部保存 | ◯(MicroSD 128GBまで)※別売り |
TP-Link Tapo C200の外観
Tapo C200は全体的に丸いデザインが特徴的です。
正面にはカメラやリセットスイッチとSDカード挿入口があります。

背面にはスピーカーとマイクが配置されています。

使用するために必要なのはコンセントのみです。
複雑なLAN工事など必要ないので誰でも使用できます。

外観デザインは良くも悪くも「Theネットワークカメラ」という印象でした。
TP-LinkのWi-FiルーターDecoシリーズがインテリアにも合う洗練されたデザインなので、そっちよりの見た目になると目立つ場所にも起きやすいかなと思いました。
TP-Link Tapo C200の実際の映像
Tp-link Tapo C200で撮った実際の映像を見てみましょう。
通常モード
Tapo C200はスマホ画面で見るには十分なフルHD画質(1920×1080)です。
屋外から映像をチェックしてみると、映像の遅延と音声の遅延が約1〜2秒程度あるため完全リアルタイムという感覚ではありません。
わたしの使い方では、自宅に誰もいないときにワンコが何をしているのか(悪さしていないか)チェックするためなので遅延は気になりませんが、テレビ電話のように活用しようとしている人は注意してください。
暗視モード
部屋が暗くなると自動で暗視モード(ナイトビジョン)に切り替わります。
映像は白黒になってしまいますが、真っ暗でも状況を確認することは可能です。
スマホから視点移動
次に、首振り機能について。
Tapo C200はスマホからカメラの視点操作できます。
(部屋が丸見えになっちゃうので少しだけ動かしています)
ゲームをするようにスマホから操作できますが、動作にラグがあるのでペットを追従するような操作はできません。


ちなみに、ポジションを記憶(マーク)させることができるので、ワンタップで指定のカメラアングルに移動させることも可能です。
カメラの動作音は以前に使っていた「Secustation SC-L52」よりもかなり静音でした。
TP-Link Tapo C200の個別機能
Tapo C200には様々な機能があります。
その中でも、主要な機能を紹介します。

動体検知機能
Tapo C200は動きを検知するとスマホにプッシュ通知する機能を搭載しています。

動体検知は検知エリアや感度の設定が可能で、スマホアプリで設定できます。


また、通知がいらない場合はオフにすることもできるので用途に応じて使い分けることができます。
電話機能
Tapo C200を使って通話をすることができます。
使い方としては「双方向通話」ではなく「一方通行通話」として使うのをおすすめします。


また、カメラのマイク・スピーカーの音量をアプリで調節可能ですが、カメラ側から呼び出すことができません。
アレクサの相性が抜群
Tapo C200はAmazon Echo ShowやGoogle Nest Hubでカメラ映像を映し出すことができます。
わが家ではAmazon Echo Showを使って連携しています。
アレクサのスキルから「Tapo」と検索してTP-Linkのアカウントと連携すれば準備OK。


録画機能(microSD)
Tapo C200は主に本体に挿入するmicroSDで映像を保存します。
使用できるmicroSDは128GBまで。
ループ録画機能を搭載しているので車のドライブレコーダーのように、microSDの容量が十分でない場合は、古い映像に上書きをして録画し続けることができます。
以前、わたしの仕事場で防犯カメラのチェックをすることがありました。その時は1ヶ月前まで映像さかのぼって確認をしました。有事のときにすぐに気付ければいいのですが「何かあった」と気づくのはだいたい時間が経ってから。
長期間の録画を目的とする場合は、128GBのmicroSDを準備しておきましょう。
Synology NASと連携可能
また、Tapo C200はONVIF規格に対応しているのでSynologyのNASと連携することが可能です。
これによりmicroSDの保存容量(128GB)に縛られることなく、長期間の記録や管理ができるようになります。
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STEP1Tapoアプリでアカウント設定
事前にTapoアプリの[高度な設定]→[カメラのアカウント]で任意の情報を設定してください。
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STEP2パッケージセンターから「Surveillance Station」を検索
Synology NASの管理画面でアプリをインストールしてください。
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STEP3IPカメラ追加
Surveillance Stationを起動して[IPカメラ追加]から各種設定を行います。
※IPアドレスは、Tapoアプリの[カメラ設定]→[カメラ名]をタップで確認可能
※ユーザー名とパスワードは、STEP1で設定したものを利用
SynalogySynology NASのアプリからは首振り機能が使えないので注意。
TP-Link Tapo C200|レビューまとめ

以上、「Tp-linkのTapo C200」のレビューでした。
最近では、ネットワークカメラの需要が増えているようで当ブログでもアクセスの多い分野になっています。
カメラの機能が飛躍的に向上し価格も抑えられるようになっているので、一般家庭でも手に入れられるようになったことが大きな理由かと思います。
今回レビューした「TP-Link Tapo C200」もお手頃な価格帯なので気軽に使ってみることができます。