【Tapo C225 レビュー】子供やペットの見守りに最適!AI&高感度センサーを搭載したハイエンドスマートカメラ!

子供やペットの見守りカメラとして最高峰の便利さ

Tapo C225は、TP-Linkから発売されている高性能スマートカメラです。

本機には、2K QHDの高画質、スマートAI、フィジカルプライバシーモードなど、魅力的なポイントがたくさんありますが、僕が最も気に入ったのは暗い(薄暗い)場所での撮影能力です

Tapo C225には、スターライトセンサーと言う高感度センサーが搭載されており、暗がりの中でも綺麗に撮影することが出来ます。

ささやん

見守りカメラは、人がいない場所や照明がついていない所で撮影することが多いから、これは助かる!

我が家では、暗い(薄暗い)場所の撮影機能を最も重視するので、本機はその点を見事に満足させてくれるスマートカメラでした。

よめやん

ウチでは子供を寝かしつけた後の「見守り」に大活躍しています!

暗がりの撮影を想定している人には特におすすめなので、本記事でTapo C225の特徴をチェックしてみてください。

本記事はメーカー様からサンプル品を提供いただきレビュー検証しています。

目次

スマートカメラ Tapo C225 の特徴

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まずは、Tapo C225の特徴の中から、特に注目したい5つのポイントを紹介します。

Tapo C225の注目ポイント

  1. 一般家庭モデルでは最高クラスの画質「2K QHD」に対応
  2. フィジカルプライバシーモードで物理的にプライバシーを守る
  3. スマートAIで賢く検知&通知
  4. スマートトラッキングで対象を自動追尾
  5. スターライトセンサーで薄暗い場所も綺麗に撮影

では、それぞれ見ていきましょう。

一般家庭モデルでは最高クラスの画質「2K QHD」に対応

Tapo C225の解像度は「2K QHD(4MP)」に対応しています。

従来機種のTapo C210が3MPだったので画質が少し向上したモデルとなります。

Tapo C225の解像度Tapo C210の解像度
2K QHD/4MP
(2560 × 1440 px)
3MP
(2304 x 1296 px)

それぞれ撮影したスクショはこんな感じです。

※クリックすると拡大します。

※タップすると拡大します。

Tapo C225で撮影

Tapo C225のスクリーンショット

Tapo C210で撮影

Tapo C210のスクリーンショット

左にいる犬の毛並みを見ればわかりますが、Tapo C225の方が鮮明に写っていることがわかります。

スマホのカメラには及ばないものの、スマートカメラとしては、十分に上質な映像を確認できました。

引きで見たときに画質の違いをあまり感じませんが、映像を拡大して詳細部分を確認したい人にとっては、4MPと3MPの差が地味に効いてくると思います。

よめやん

Tapo C225の方がズームした時に少し鮮明なので、子供の表情チェックに助かってます。

フィジカルプライバシーモードで物理的にプライバシーを守る

家族とは言えプライバシーは守りたい…

室内で使うスマートカメラの弱点、それは家族のプライバシー問題です。

例えば、寝室に子供の見守り用カメラを設置したとします。
子供が眠っているかチェックする分には役立ちますが、大人が隣で寝ている時は不要ですよね。そんなときでも、スマートカメラのレンズは寝室を映しているので、なんだか落ち着かない感覚を覚えると思います。

ささやん

まさに、ウチがそうです(汗)

Tapo C210ではスマホアプリから「プライバシーモード」を設定することで撮影をOFFにできましたが、「アプリを開くのが面倒&レンズ自体はこちらを向いている」という点で、利便性は50点という感じでした。

これが、Tapo C225で大改善されています。

Tapo C225の正面には、「フィジカルプライバシーモード」をオンにする物理ボタンが配置されています。

撮影が不要な時は、このボタンを押すだけで物理的にレンズを隠蔽することができます。

(スマホアプリで)Tapo C225の操作権限が無い家族でも、プライバシーモードの操作ができるようになったのは嬉しい進化ですね。

ささやん

手軽にプライベートを守れるようになったのは、Tapo C225の大きな魅力と言えます。

ワンタッチでレンズを隠せる

アプリでも設定 or 解除可能

スマートAIで賢く検知&通知

引用:TP-Link公式

Tapo C225には「スマートAI検知&通知」という機能が搭載されています。

これにより、人物・ペット・車両を認識しユーザーへ通知してくれます。
もちろん赤ちゃんの泣き声も検知可能なので、子供の見守りカメラとしても活躍してくれます。

我が家では実際に子供の見守りカメラとして使っており、寝室で子供が泣けばスマホに通知が来るように設定しています。

検知機能があることで、(一瞬)子供から目を離さざるを得ない時でも「保険」のような安心感があり重宝しています。

人物を認識して通知

赤ちゃんの泣き声を認識

スマートトラッキングで対象を自動追尾

子供やペットの見守りカメラとして使っていると、被写体が画角から外れて「あれ?どこいった!?」という事が、しばしばあります。

こんなことも、Tapo C225に搭載された被写体を自動追尾する「スマートトラッキング」が解決してくれます。

この機能を最初に見た時「どうせ速い動きには対応できないんでしょ?」と思いましたが、実用的な性能で驚きました。

スマートトラッキングとパンチルトの性能

スマートトラッキング機能

1秒間に120ºの回転が可能

パンチルト機能

水平方向に360º・垂直方向に149ºの首振りが可能

走り回る僕を自動追尾する様子

スターライトセンサーで薄暗い場所も綺麗に撮影

この記事の序盤でも書きましたが、僕は暗所撮影の性能をめちゃくちゃ重要視しています。

ささやん

我が家のカメラの使い方が「子供の睡眠時の様子確認」なので、この機能は本当に大切なんです。

その点でTapo C225は、僕がこれまで使っていたTapo C210よりも高性能になったので嬉しい限りです。

そこで今回は、Tapo C225とTapo C210の暗所撮影を比較してみます。

薄暗い場所で撮影

次のスクショは、廊下の電気をつけてドアを開けた状態(薄暗い感じ)で撮影しました。

※クリックすると拡大します。

※タップすると拡大します。

Tapo C225で撮影

Tapo C210で撮影

明らかに左側のTapo C225の方が、カラーが鮮明で綺麗に写っています。

明らかに上の画像のTapo C225の方が、カラーが鮮明で綺麗に写っています。

ささやん

スターライトセンサーの効果は抜群ですね!

また、解像度もTapo C225が「2560 × 1440 px」に対し、Tapo C210は「2304 x 1296 px」です。

センサー感度と解像度の違いが画質にも反映され、高画質の撮影を可能にしてくれています。

真っ暗の中で撮影

次に、ドアを閉めて暗闇の中で撮影してみました。

※クリックすると拡大します。

※タップすると拡大します。

Tapo C225で撮影

Tapo C210で撮影

赤外線を使ったモノクロ撮影の場合、正直なところ”僕には”違いがわかりませんでした。

一方で、妻は「よく見ると違う」と喜んでいたので、違いの判断は皆さんにお任せします(笑)

よめやん

我が家では、より鮮明に状況を確認したい場合、常夜灯を使って薄暗くしています。

スマートカメラ Tapo C225の外観

Tapo C225は、同社のこれまでのスマートカメラとはデザインが異なります。

従来の丸みを帯びたデザインから筒状に変更され、よりシンプルな見た目になりました。

ささやん

落ち着いたホワイトで全体的にスッキリとした印象があります。

本機はパンチルト(首振り)に対応しているため、水平方向に360º・垂直方向に149ºの首振りが可能です。

正面からみて左右に180°回ります(合計360°)
垂直方向に149º回ります
ささやん

画像では分かりづらいですが、なかなかスムーズな回転をしています!

垂直方向への可動領域が広いため、天井付けで設置する際は真下部分まで撮影できるようになっています。

カメラ部分をくるっと上へ持ち上げると、microSDのスロットとリセットボタンが露出します。

microSDは最大で512GBまで対応するので、超大容量の映像を保存することが可能です。

電源は、背面に付属のアダプターを接続します。

外観を見ての感想は、垂直方向へのレンズの可動領域が広いため、天井設置がしやすいスマートカメラだと感じました。

一方で、電源が背面についているため、石膏ボードを破って天井裏への隠蔽配線ができない点は残念に感じました。そんな需要は少ないでしょうが(笑)

本体底から給電できるようにしてもらえると綺麗に配線できるので、今後の改善があると良いなと思います。(あとUSB給電にしてほしい!)

スマートカメラ Tapo C225 の活用事例(子供の見守り)

我が家では、子供(0歳児)の見守りカメラとして活用しています。

実際に活用している機能とその目的を紹介します。

スクロールできます
Tapo C225の性能・機能目的
2K QHD画質に設定詳細に状況を確認する
スマートAI検知子供の泣き声を検知するため
ライン通過検知子供がベッドから落ちないようにするため
ナイトビジョンLED(940nm IR)睡眠時に赤外線LEDが眩しくないようにするため
フィジカルプライバシーモード見守りが必要ないときの親のプライバシー保護のため

中でも、ライン通過検知ナイトビジョンLEDは、本記事では初登場なので簡単に説明します。

ライン通過検知は、設定した境界線を何かが超えた際に通知を受け取る機能です。我が家では、寝ている子供を囲むようにラインを設定し、子供が動いた際に対処できるよう備えています。

よめやん

ベッドに柵がなくて不安なので、安全対策に活用しています。

ライン設定はアプリから

ラインを超えると通知

ライン通過検知は設定時の画角のみに適用されます。自動追尾が働くと、ライン通過検知は役に立たないので注意してください。(我が家では自動追尾をOFFにしています)

ナイトビジョンLED(940nm IR)は、暗所でも目に見えないLEDのことで、夜間にカメラが眩しいという状況を防ぐ役割があります。

引用:TP-Link公式

暗所でも目に見えないLED

スマートカメラの暗所撮影では、一般的に赤外線を使用した撮影が行われます。この赤外線(850nm IR)は赤く発光し目に見える特性がありますが、Tapo C225に搭載された940nm IRは目に見えない特性があります。ただし、940nm IRは照射効率が低下するため長距離の撮影には向きません。(850nmと940nmはアプリから選択可能です)

ささやん

目に見えない赤外線は、子供の睡眠見守りにバッチリな機能ですね!

Tapo C225は、子供の見守りに便利な機能が盛りだくさんです。しかし、スマートカメラはあくまで補助的な役割しか担えません。子供の安全対策はしっかりと取り、事故のないよう注意してくださいね。過信は厳禁!

Tapo C225|レビューまとめ

以上、TP-Link Tapo C225のレビューでした。

では、最後に要点をまとめます。

  • Tapo C225は子供の見守り用として満足できる性能と機能を持っている
  • 画質は2KQHDで家庭用スマートカメラとしては上位クラスの性能
  • フィジカルプライバシーモードで物理的にカメラを隠せるため家族で使いやすい
  • スマートAIに「子供の泣き声」があるので見守りカメラとして便利
  • スターライトセンサー搭載により薄暗い環境に強い
  • ライン通過検知は、自由な角度や長さで設定できるので汎用性が高い
  • 自動追尾とライン通過検知は併用できない→ウチでは自動追尾をOFF
  • 電源がUSBではない。背面から給電というのは個人的にイマイチ

Tapo C225は、TP-Linkのスマートカメラではハイエンドクラスのモデルなので、全体的に性能も機能も優れていると感じました。

我が家のように子供の見守り用として活用するなら、間違いなく満足出来るスマートカメラなので、同世代のママやパパには是非使ってみてほしいです。

以上、参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

国内大手PCメーカーに就職後脱サラ→現在は学習塾を2教室経営しています。主にAppleやスマートホーム関連のガジェットレビューを書いてます。スペック大好き人間でモノを買う時はいちいち比較表を作る変な奴。Twitterでは更新情報や雑感を呟いています。

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