デスク環境への僕のこだわり

余白こそが集中力の源──。
僕のデスクは、そんな考えを意識した空間です。
方針は明快で、
デスクの上には極力モノを置かない。
ケーブル類はすべてデスク下に隠して、視界には“必要なものだけ”がある状態を保っています。
今回は、そんなシンプルな環境を支えているアイテムたちを、一つずつ紹介します。
見た目だけでなく、機能性にも妥協せず選び抜いたものばかり。
「ごちゃつきをなくしたい」「集中できる空間を作りたい」──そんな方の参考になれば嬉しいです。
デスク周りで使っているアイテムの紹介
デスク:IKEA HUVUDSPELARE フーヴドスペラレ

デスクは、IKEAのHUVUDSPELARE(フーヴドスペラレ)を使用しています。サイズは140×80cmとかなり広めで、作業スペースにしっかり余白が取れるのが魅力。色はベージュを選びました。明るすぎず、目にうるさくないトーンなので、空間全体がシンプルにまとまりやすいです。

このデスクは、純正のまま使うのではなく、少しカスタマイズして使っています。たとえば脚は、IKEAのOLOV(オーロヴ)に変更。高さ調整ができるようになり、椅子との相性や姿勢に合わせて微調整できる点が気に入っています。
また、電源タップやアダプター類などはすべてデスク裏に隠すスタイルに。裏面にはIKEAのアルンビョーンをネジ止めして取り付けており、必要なものをまとめて収納できるようにしています。見た目のスッキリ感を保ちつつ、使い勝手も損なわない工夫です。
配線にはサンワダイレクトのケーブルトレーを使用。ケーブルが一本も垂れないように、机下にしっかりまとめています。これだけでも、デスク全体がかなり整って見えるようになります。
ケーブルホルダー:Lamicall バネ式 ケーブルホルダー

ちなみに、デスク上に出しておきたいケーブルは、 バネ式 ケーブルホルダーを使っています。普段は、ケーブルの先だけデスク上に出ていて、必要な時に引っ張れば使うことが出来ます。

クリップはバネ式で開閉するので、ケーブルの取り外しも簡単。片手で付け外しできます。これまで、マグネット式やハサミ込み式を使ってきましたが、この製品が圧倒的に使いやすいのでおすすめです。
ワークチェア:オカムラ VCメッシュチェア

ワークチェアは、オカムラ VCメッシュチェアを使用しています。見た目は非常にスッキリしていて、デスクまわりに圧迫感を与えないデザイン。背面がメッシュ素材なので、長時間座っていても蒸れにくく快適です。

座面はかなりしっかりしており、重力に対して押し返してくるような反発感があります。この点は好みが分かれるところで、個人的にはもう少し体が沈み込むような柔らかさがあると理想的。現在は、次に買い替えるならもう少し“沈み込み感”のあるチェアも候補に入れようかなと考えています。
とはいえ、全体としては価格相応のしっかりした作りで、ベーシックなチェアとしては十分に満足できる仕上がりです。特にメッシュ素材の背もたれとシンプルな見た目は、ミニマルなデスク環境との相性も良好です。
※現在は廃盤となっています。
モニター:HUAWEI MateView GT 34-inch Standard Edition

モニターは、HUAWEI MateView GT 34インチ Standard Editionを使っています。いわゆるウルトラワイドモニターで、作業領域がとにかく広く、一度使ったらもう普通のモニターには戻れません。
このクラスのウルトラワイドとしてはコスパ最強クラス。湾曲パネル・高解像度・75Hzリフレッシュレートといったスペックを備えつつ、この価格帯というのは驚き。「この値段でこれが手に入るなら大満足」というのが率直な感想です。

僕の場合、ブログを執筆する際に画面を3分割して使っています。中央に執筆画面、右と左に情報収集用のブラウザを開いておくスタイルです。横に広いからこそ、ウィンドウを切り替える手間が減り、作業に集中できる時間が自然と増えるのを実感しています。
作業効率を高めたい人、複数の情報を同時に扱いたい人には、本当におすすめできる一台です。
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モニターアーム:ERGOTRON エルゴトロン LX

モニターアームは、ERGOTRON(エルゴトロン)LXを使用しています。ウルトラワイドモニターを支えるためには、アームの強度と安定性が非常に重要。その点でこのアームは、とにかくしっかりしていて、安心して任せられる一台です。

実際、HUAWEI MateView GTのような34インチの大型モニターでもビクともしません。アームの動きもスムーズで、上下・前後・回転などの可動域が広く、好きな位置にピタッと止まってくれるのがとても快適です。
少し価格は張りますが、使ってみると「なるほど、これは信頼されるわけだ」と納得できる品質です。長く使えるモニターアームを探しているなら、エルゴトロン一択です。
キーボード:アーキサイト Progres touch RETRO TKL

Windows機を使う際のキーボードは、アーキサイト Progres touch RETRO TKLを使用しています。テンキーレスのメカニカルキーボードで、コンパクトながらも打鍵感はしっかり。
気に入っているのは、キーキャップのデザインがとてもシンプルなこと。文字盤の印字が主張しすぎず、全体として落ち着いた印象があり、ミニマルなデスク環境にもよく馴染みます。

打鍵音は「スコスコ」と軽快で、押し心地も心地よい反発感があります。ただし、キータッチがやや深めなので、より軽い打鍵感を求めている人には向かないかもしれません。
僕自身も、最近はロジクールの「MX KEYS mini(KX700GRd)」への乗り換えを検討中。より浅めのキーストロークで、静音性も高く、見た目もシンプルという点でかなり気になっています。
今のキーボードには満足していますが、「次はどれにしようか」と考えるのもまた、デスクまわりの楽しみのひとつです。
マウス:Logicool MX Anywhere 3S

マウスは、Logicool MX Anywhere 3Sを使用しています。これはもう、めちゃくちゃ気に入っている一台です。
実はこのシリーズ、前モデルのAnywhere 2Sからずっと愛用していて、今回の3Sで2台目。それくらい、このサイズ感と操作性のバランスがちょうどよく、自分にとっては“外せない存在”になっています。

現在は、MacBook Air M3を家でも職場でも持ち運んで使っているため、このマウスも一緒にカバンに入れて常に携帯しています。自宅でも外出先でも、まったく同じ操作感で作業できるのが本当にありがたいポイントです。
手にすっぽり収まるコンパクトサイズながら、スクロールホイールの精度やカーソルの滑らかさ、静音クリックの気持ちよさなど、とにかく操作感が抜群。その名の通り「Anywhere」の名にふさわしい使い心地です。
マウス選びで迷っている人には、まずこれを試してみてほしい。それくらいおすすめできる、完成度の高いロングセラーモデルです。
デスクマット:BREENHILL フェルト 120×50

デスクマットは、BREENHILLのフェルトタイプ(120×50cm)を使用しています。
フェルト素材を選んだ理由は、マウス操作時の“適度な摩擦感”を求めたから。滑りすぎず、止めたいところで止まる感覚が心地よく、作業の精度も上がります。
使い始めは表面が少しチクチク感じることもありましたが、使い続けるうちに気にならなくなってきました。見た目は非常にシンプルで、ベージュ系のデスクとも相性がよく、空間を柔らかく見せてくれるのもお気に入りポイントです。

ただし、ほこりやゴミが目立ちやすいのはフェルト素材ならではのデメリット。特に黒や濃い色だと、ちょっとしたホコリでも目立ちやすく、清潔に保つにはこまめな掃除が必要です。その点では、PUレザーや合皮系のマットと比べると、少し手間がかかります。
スピーカー:Amazon Echo Dot(第3世代)

スピーカーは、Amazon Echo Dot(第3世代)を使用しています。
部屋ではアレクサを活用しているので、スピーカーもそのままEcho Dotに統一。シンプルな見た目ながら、音質にはしっかり重厚感があり、サイズのわりにかなり良い音を出してくれます。
普段、ブログ作業をするときは「アレクサ、カフェ風BGMを流して」と声をかけて、作業用のBGMとして活用。リラックスしながら集中したいときにはちょうどいい存在です。
PC音声を出したいときは、BluetoothでMacBookと接続して使用。有線接続が不要なので、配線を増やさずにすっきり使えるのが大きなメリットです。
本体はデスク上には置かず、ラックに配置しています。声が届けば問題なく操作できるので、見えるところに置く必要もなく、シンプルな見た目を保ちつつ機能も損なわないちょうど良い使い方ができています。
※第3世代は廃盤となっています。
iPhone充電器:Anker MagGo

iPhoneの充電には、Anker MagGo(MagSafe対応)を使用しています。
マグネットの吸着力がしっかりしていて、装着時も安定感抜群。充電中にズレたり外れたりすることがなく、ストレスフリーです。

何より気に入っているのは、ケーブルがごちゃつかないこと。MagSafeなので、机の上に余計なコードを這わせずに済み、見た目がすっきり保てます。
充電が必要なときだけ、スマートにピタッとくっつけて使える──そんな手軽さも魅力です。
デザイン・使い勝手・ミニマルさのバランスが取れた一台として、とても満足しています。
iPad充電器:Anker 511 Power Bank
iPadの充電には、Anker 511 Power Bankを使用しています。
モバイルバッテリーと急速充電器が一体になった2in1タイプで、僕の場合は、日常用+非常用として活用しています。
地震が多い昨今、非常時を想定してモバイルバッテリー機能を持つAnker 511も併用しています。コンセントに挿しておけば自然に蓄電されるため、「もしもの備え」としても優秀です。
サイズもコンパクトで、見た目を邪魔せず、“普段使い+備え”のちょうどいいバランスが気に入っています。
芳香剤:エステー Premium Aroma ヒーリングカモミール

芳香剤には、エステー Premium Aroma(ヒーリングカモミール)を使用しています。
ふわっと香る落ち着いたカモミールの香りが心地よく、部屋に入った瞬間、自然とリラックスできる空間になります。
正直、なくても作業はできますが、あると気分がまるで違うんですよね。特に、仕事やブログ執筆で頭を切り替えたいとき、こうした香りの存在が意外と大きな助けになります。
デザインもシンプルで、デスク周りのちょっとしたアクセントとしても◎。実用性と雰囲気づくり、どちらにも効いてくれるちょうどいい存在です。
デスクツアーのまとめ
今回は、必要最低限のアイテムで整えたデスク環境と、そこに取り入れているお気に入りのアイテムをご紹介しました。
こだわったのは、「モノを増やす」のではなく「視界を整える」こと。
ケーブル類はすべてデスク下にまとめ、机の上には本当に使うものだけを残す。
そうすることで、作業への集中力がぐっと高まり、気持ちにも余白が生まれました。
一つひとつのアイテムに“選んだ理由”があり、それが快適さや納得感につながっています。
完璧を求めすぎず、少しずつ調整しながら「自分にとって心地いい空間」を育てていく──そのプロセス自体が楽しく感じられるようになったのも大きな変化です。
「今のデスク、ちょっと整えたいかも」と思った方は、ぜひ自分なりのこだわりポイントから始めてみてください。
今回の内容が、そのきっかけになればうれしいです。