最近では、ワイヤレスイヤホンの技術が進歩し価格も落ち着いてきたので、ワイヤレスイヤホンに初挑戦!という人が多いのではないでしょうか。
私も「イヤホンを買うならばワイヤレス!」と決めている人物のひとりです。
有線イヤホンはケーブルが絡まるからウンザリ(汗)
今回は、そんな人達にオススメできるオールラウンダーな「ワイヤレスイヤホン TAOTRONICS SoundLiberty97」をゲットしたので紹介します。
- ワイヤレスイヤホンに初挑戦する人
- 音楽や通話や動画など常にワイヤレスイヤホンを必要とする人
こんな人は、使い勝手の良いワイヤレスイヤホンなので是非チェックしてみてください!
本記事は、メーカー様から商品を提供いただき作成しています。
ワイヤレスイヤホン「SoundLiberty97」の特徴
「SoundLiberty97」には、注目すべきポイントがたくさんあるので、まずはざっと特徴をチェックしましょう。
SoundLiberty97の特徴
- 小型のケースでポケットにも収納可
- Apt-X対応*で高音質・低遅延(Andoroidなどの対応端末のみ)
- AAC対応*でiPhoneでも高音質
- 防水機能搭載(IPX8*)
- 通話時に役立つノイズキャンセリング*機能搭載
- イヤホン単体9時間再生が可能(10分間の充電で2時間連続再生可能)
- USB-C充電方式(Fullまで1.5時間程度)
「SoundLiberty97」は、有名なクアルコム社のチップ “QCC3020” を搭載。
高音質&低遅延のaptXコーデックやiPhoneで使うために必要なAACコーデックに対応しています。
上の製品画像にある「オールラウンダー」は、まさにクアルコム社のチップ QCC3020の特徴を表していますね。
また、水中でも使えるとされるIPX8という防水性能を搭載しているので、雨や汗に晒されても安心なワイヤレスイヤホンです。
ちなみに、私が最も気に入った特徴は意外にも「USB-C充電方式」という点。
USB−Cケーブルを常備しているので、地味に助かっています。
今どきのワイヤレスイヤホンとしては、欲しい機能は一式揃っている印象なので、広い層におすすめできる製品だと感じました。
ワイヤレスイヤホン「SoundLiberty97」の外観
それでは、デザイン面をチェックしましょう。
「SoundLiberty97」は、とてもコンパクトな充電ケースです。
質感はマットブラックですが、光が当たるとラメが入っているようにキレイに反射します。プラスチック感は否めませんが、とにかく軽量で持ち運びには便利です。
同じワイヤレスイヤホンの「Anker Soundcore Liberty Air」と並べると一回り小さいことが分かります。
手にとって比べると明らかにSoundLiberty97(右)の方が軽く感じますよ。
また、その小ささが話題になったRakutenスマホと一緒に持ってみると、そのコンパクトさよく分かりました。
モノをあまり持たないミニマルスタイルの人にも相性が良さそうです。
充電器の裏面には、リセットボタンがあります。
ワイヤレスイヤホンでよくあるペアリングトラブル解決に役立ちます。
充電方式は「USB-C」
MacBook用の充電器でもしっかりと充電することができました。
USB-C充電は、ケーブルが統一できてほんと助かる。
ちなみに、付属品は次の通り。
付属品
- 充電ケース+イヤホン
- イヤーチップ3ペア+本体初期装備1ペア(合計4ペア)
- USB-C to Aのケーブル(約17.5センチ)
- 取り扱い説明書(日本語あり)
カバーを開けてみると、左右非対称なイヤホンが収納されています。
また、本体とイヤホンは磁石でひっつくようになっていました。
イヤホンはゴールドのロゴが渋く光っています。
見た目を気にする人にもおすすめできるデザインだと思います。
コンパクト&USB-C充電ってところがイチオシポイントです!
使ってみた感想
音質はフラットで人を選ばない。
「SoundLiberty97」は、クアルコム社のチップQCC3020の特徴であるフラットな音作りのワイヤレスイヤホンです。
低音〜中音〜高音まで、ムラのないしっかりとした音作りがされていると感じました。
フラットな音は長時間効いていても疲れにくい!
逆を言えば「低音がしっかり効いている」というような目立つ特徴があるタイプではありません。
同じくクアルコム社のQCC3026を使ったワイヤレスイヤホンでは、力強い低音域が出る製品が多いですが、「SoundLiberty97」では全音域でムラがないので使う人を選ばないところが良い所ですね。
音の遅延はどうか?Apt-XとAACに対応。
ワイヤレスイヤホンは、音の遅延がどうしても発生します。
つまり、ゲームや動画視聴をしているとき、映像と音声にズレを感じるということです。
[chat face=”sasayan.png” name=”ささやん” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]これはワイヤレスイヤホンでは仕方ないことだよね。[/chat]
「SoundLiberty97」は、Apt-Xという高音質・低遅延のデータ転送に対応しています。そのおかげで、AndroidなどのApt-X対応デバイスで利用したときには、気にならないレベルまで遅延を低減することができます。
Apt-Xとは
音をワイヤレスイヤホンへ転送する際の音声圧縮形式のひとつ。Apt-Xは「高音質・低遅延」が特徴。今一押しの圧縮形式です。
ただし、iPhoneの場合は、そもそもiPhone側がApt-Xに対応していないため、残念ながらこの性能を使うことができません。これは頭にいれておきましょう(iPhoneではAACという別の形式で転送されます。)
一般的に言われている遅延時間
- Android(Apt-X)→70ms程度
- iPhone(AAC)→120ms程度
では、実際に使ってみてどうかと言うと、「iPhone × SoundLiberty97」で、スマホゲーム(パワプロ)やYoutube視聴は問題なくできました。
パワプロに関しては、音の遅延をはっきりと感じますがプレイに支障が出ることはありませんでした。Youtubeでは「言われてみれば…?」程度なので、さほど気にすることはないでしょう。
音ゲー以外ならiPhoneでも大丈夫かな。
片耳だけでもOK!iPhoneやMacBookとの接続は簡単
「SoundLiberty97」は、iPhoneやMacBookをはじめとするBluetoothを搭載するデバイスで利用できます。
設定作業は2つのことだけ。
- イヤホンを充電ケースから取り出す。
- 接続するデバイスのBluetooth設定から接続をする。
私の所有するデバイスでは、どれも簡単に接続することができました。
[jin_icon_check color=”#e9546b” size=”18px”]接続を試したデバイス
- iPnoneXS
- iPhoneSE
- MacBook Air 2020
- Google Pixel 3a
- Amazon Fire HD 2020
さらに、このワイヤレスイヤホンは、片耳だけでも使えちゃいます。
これがとても便利で次のようなシーンで活躍します。
[jin_icon_check color=”#e9546b” size=”18px”]片耳が便利なシーン
- 車を運転しているとき(電話用)
- 自転車や散歩のとき(安全のために)
- ベッドで寝ながら使う時(痛くならない)
私の場合は、ベッドで寝ころびながらYoutubeやスマホゲームをする時に大活躍。横になった時に、下側の耳が痛くならないのでとても助かります。
ケースから片方のイヤホンを取り出すだけですぐに使えるので利便性もバッチリ。
隣で妻が寝ていても、気にせずスマホが使えます(ニヤリ)
ノイズキャンセリングは通話のイライラを減らしてくれる。
「SoundLiberty97」は、クアルコム社のCVC 8.0というノイズキャンセリング技術を採用しています。
CVC8.0とは
電話をする際に、あなたの周囲の雑音を相手に伝えないようにする機能です。電話通話中の雑音除去機能であって、音楽再生時のノイズ除去ではないので注意。
では、実際に通話をしてみて違いを感じられるか検証しましょう。
私は仕事終わりにリモートで30分〜1時間程度のミーティングを行っています。6年間毎日やっているので、普段の通話音との違いに気づいてくれればCV8.0の効果があったと言えます。
比べたのは「iPhoneXSのスピーカー通話」です。
(ワイヤレスイヤホンを使って通話するシーンでは、ハンズフリー通話になることが多いため。)
さて結果はどうか?
ミィーティング後の相手の反応
- 「確かに言われてみればノイズが少なかったかも?」
- 「ちょっともう一回試してみて!」
- 「あ、やっぱり違う!イヤホンの方が声がはっきりと聞こえる!」
ノイズ除去の違いが分かってよかったぁ〜。
今回は窓を開けて道路のノイズのみで検証しました。それでも違いが分かったので、CVC8.0を搭載しているメリットがあるかと思います。
これで「聞こえない!もう一回言って!」という問答にイライラすることも減るでしょう。
ちなみに、iPhoneではワイヤレスイヤホンで通話する時にiPhone本体のノイズキャンセリングは機能しません。
つまり、通話で使用するワイヤレスイヤホンの性能に頼ることになります。そういう点では「SoundLiberty97」のCVC8.0という機能は、電話をワイヤレスイヤホンを使う人にとっては、とても役立つ機能と言えますね。
SoundLiberty97のレビュー|まとめ
以上、「TAOTRONICS ワイヤレスイヤホン SoundLiberty97」の徹底レビューでした。
SoundLiberty97の特徴
- 小型のケースでポケットにも収納可
- Apt-X対応端末で高音質・低遅延を実現
- AAC対応でiPhoneでも高音質
- 水中でも壊れないとされ防水性能(IPX8)
- 簡単設定で接続にストレスなし
- 通話時にの騒音軽減に役立つノイズキャンセリング機能搭載
- イヤホン単体9時間再生が可能
- USB-C充電方式
「SoundLiberty97」は、クアルコム社のチップQCC3020を搭載したワイヤレスイヤホンです。
フラットで長時間の使用でも疲れにくい音質で、音声データの遅延が少ないApt-Xにも対応しています。
価格はワイヤレスイヤホンの中ではリーズナブルなのでコスパに優れた製品と感じました。
まさにオールラウンダーというネーミングがぴったりなワイヤレスイヤホンです!
動画視聴も音楽再生も通話も…と色々な用途で使いたい人にオススメできるイヤホンなので是非チェックしてみて下さい。