SOUNDPEATSは「最先端技術で極上の音質」をキャッチコピーとした完全ワイヤレスイヤホン「Capsule3 Pro+」を2024年7月11日に発売。価格は13,080円(Amazon割引後の参考価格)となっている。
従来モデルの「Capsule3 Pro」は様々なメディアで高評価を得ていたが、今回の「Pro+」はさらに進化を遂げている。音質、ノイズキャンセリング、バッテリー性能など、全ての面で改良が加えられ、さらに最新技術のMEMSドライバーも採用されている。
本記事では、メーカー様からレビュー機を提供して頂いたので、その実力や魅力についてレビューしていきたいと思う。
Capsule3 Pro+ の仕様
項目 | 性能 |
---|---|
タイプ | Bluetoothワイヤレスイヤホン |
連続再生時間 (単体/ケース) | ANC OFF(6.5時間/43時間) ANC ON(5時間/33時間) |
コーデック | SBC/AAC/LDAC |
ドライバー | xMEMS製「Cowell」MEMSドライバー + 12mmダイナミックドライバー |
防水機能 | IPX4 |
Bluetooth Ver | 5.3 |
機能 | ノイズキャンセリング・外音取り込み機能・マルチポイント・低遅延モード・イコライザー |
参考価格 (Amazon割引後) | 13,080円 |
SOUNDPEATS 「Capsule3 Pro+」の総評
- MEMSドライバーでクリアな高音を体感できる。
- 厚みのある低音を楽しめる。
- ボーカルの声がしっかりと前に出てくる。
- ANCがかなり強力。1万円台前半で買えるノイキャンでは最高クラスの効果。
- 自動装着検出が非搭載。
- イヤホンケースの印字が個人的に不要。
- 外部音取り込み機能で「サー」というノイズが入る。
SOUNDPEATSのワイヤレスイヤホンを複数レビューしてきた当ブログだが、Capsule3 Pro+の満足度は他モデルと比べて総じて高かった。
音質面では、ハイブリッド式ドライバーの恩恵を受け、クリアで臨場感の溢れるサウンドを体感できた。それでいて、ボーカルの声がはっきりと聞こえる僕の好みドンピシャの質感だった。
機能面ではノイズキャンセリングの効き目が素晴らしかった。実験的に我が子が泣いている時に使ってみたが、大泣きしている声すらも掻き消す程の威力だった。カフェや電車であれば周りの雑音を寄せ付けずに音楽を楽しめること間違いないだろう。ただし、自動装着検出機能が非搭載だったのは正直残念だ。次作ではマストで搭載してほしいと思う。
デザイン面は好みにもよるが、ケースの「Hear your imagination」という印字は個人的に不必要だった。一方で、イヤホン本体は高級感がアリ使用感もバッチリ。ケースからも取り出しやすいので特に不満なく使えている。
1.3万円で買えるイヤホンとしては、かなり満足度が高い製品だと感じた。これまで、当ブログでレビューしてきたAir4やAir4 Proと比べても、Capsule3 Pro+がダントツで僕の好みで、これからワイヤレスイヤホンを購入する人は是非使ってほしいと思う。
SOUNDPEATS 「Capsule3 Pro+」の詳細レビュー
デザインと装着感の評価
Capsule3 Pro+の外観は、ケース・イヤホン共にマットな質感の黒とゴールドでまとめられている。高級感があり十分な所有感を感じられる一方で、ケースへの指紋のつきやすさは少し気になった。
装着感は、カナル型ということもあり、しっかり耳にフィットする。また、長時間の使用でも耳が痛くなることはなかった。今回は疲れやすさを検証するため、パチンコ屋で遊びながら8時間ほど(音楽を再生せずに)連続装着してみたが、耳珠が痛くなることもなく快適に使用することができた。
この装着感と防水性があれば、スポーツや仕事中でも不自由なく使えると思う。
SOUNDPEATSの他モデルであるAir4 Proと比較した画像は上の通り。シリーズが違うという点もあり質感は全く異なっていた。また、つけ心地にも差があり、Air4 Proが軽めの装着感に対し、Capsule3 Pro+は耳の穴を覆い尽くすな安定感があった。もしかす
音質評価
Capsule3 Pro+には、高音域を担当するxMEMS製「Cowell」MEMSドライバーと低音域を担当する12mm径バイオセルロース製ダイナミックドライバーが採用されている。ドライバーをハイブリッド式で駆動することで躍動感と迫力のある音質を実現している。
ちなみに、MEMSドライバーとは「半導体技術を利用した超小型ドライバー」のことで、2020年に誕生したばかりの最新技術だ。特徴は高音域の表現に強く、低歪み、音質チューニングの幅の広さが挙げられる。Capsule3 Pro+は、このMEMSドライバーを搭載していることが注目のポイントとなっている。
この話題のMEMSドライバーを搭載したCapsule3 Pro+の音質はと言うと、僕のように「ボーカルが前に出て主張するタイプ」が好きな人には刺さるイヤホンだと感じた。
少し聞いただけでわかるほど高音域のクリアさが際立っていて、特にボーカルの聞き取りやすさはピカイチ。歌詞が聞き取りやすいという点は明らかなメリットだと言える。おそらくこれがMEMSドライバーの恩恵だろう。
また、低音域も余裕のあるパワフルさを感じた。強引に低音を出しているような様子はなく、重低音が強調される曲でも迫力ある再生が可能だった。
この高音域のクリアさと中低音域の余裕さが組み合わされることによって、立体感のある音楽を実現できているんだと僕には感じられた。
尚、音域ごとの強弱は専用アプリのイコライザーで好みのバランスに変えることが可能だ。
ノイズキャンセリング機能の評価
Capsule3 Pro+のノイキャンは「-45dB」の公称値となっている。コオロギや蛙の鳴き声が、だいたい50db程度なので、それくらいをカットできるとイメージすればOKだ。
実験として、家の中で子供が大泣き(嘘泣き)している時に使ってみたが、90%ほど泣き声がカットされ、音楽の音量を少し大きくすれば全く聞こえなくなった。効果がありすぎたので、子供の泣き声カットで使うのは絶対にやめておこうと思うほどだった。
実際には、カフェや電車内でのノイキャン使用になると思うが、この性能なら期待してOKだ。
外部音取り込み機能の評価
外部音の取り込みについては、他モデルと比較しても大差ない印象だった。
他モデルでも同様にある特有の「サー」というノイズが入るため長時間の使用はおすすめしない。
実用性としては、しっかりと外部音を取り込んでくれるので、一時的に切り替えて使用するにはストレスなく利用できる。駅のホームやカフェの注文で、いちいちイヤホンをはずさなくて良いのは便利だと思う。
マイク性能・通話品質の評価
通話音声はかなりクリアだった。
特にバックノイズに強いため、多少うるさい場所での通話にも耐えうる性能をもっている。
この音質と長時間通話にも耐えれる装着感があれば、通話目的で購入するのもアリだと思う。
彼氏・彼女と長時間通話をする人にもおすすめできるかな。
操作性の評価
操作は、スマホアプリかイヤホンのタッチ操作で行える。
イヤホンのタッチ操作は「1〜3回タップと長押し」の4種類に対し「右・左」2種類の合計8個(4種類×2種類)の操作を割り当てることができる。
また、タッチ操作が不要という人も、タッチ操作「未定義」を割当てられるので、ニーズに合わせて柔軟に使うことができる。
SOUNDPEATS 「Capsule3 Pro+」レビューまとめ
SOUNDPEATS 「Capsule3 Pro+」は、SOUNDPEATS製品の中でも、ほぼ条件なしでオススメできる製品の1つだと言える。その理由は、以下の通りだ。
- 音質が素晴らしい
-
MEMSドライバーを採用した恩恵で、臨場感&ボーカル&重低音を楽しめる音質に仕上がっている。クリアさ・高音・低音どれを取っても満足度は高かった。
- ノイズキャンセリング機能が素晴らしい
-
Capsule3 Pro+は強力なノイキャンを搭載しているので、騒音対策で使いたい人も十分に満足できると思う。
- デザイン
-
個人的にケースの印字が無ければ100点満点。イヤホン本体は高級感があって満足度は高い。
- 操作性
-
専用アプリで細かく調整できるため不満ゼロ。
当ブログでは、これまでSOUNDPEATS Air4 / Air4 Proをレビューしてきたが、中でも今回紹介したCapsule3 Pro+がNo.1でおすすめしたいワイヤレスイヤホンと言える。
Airシリーズよりも高価格帯商品なので、満足度が高いのは当たり前だが、5,000円程度の差ならCapsule3 Pro+を選んだほうが幸福度は高い気がする。
体感できる差があるので、どれを買うか悩んでいる人は是非「Capsule3 Pro+」を選んでみてほしい。
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