【Deco BE75 レビュー】どんな人におすすめ?スペック・特徴・注意点を徹底解説!

【Deco BE75 レビュー】どんな人におすすめ?スペック・特徴・注意点を徹底解説!

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商品評価:4.5

ささやん

Wi-Fi 7対応メッシュルーターの中でもトップクラスの性能を誇る一台。最新機能が満載で、高価格帯ではありますが、その分、有線・無線どちらも一切妥協したくない方にはピッタリのルーターです!

10ギガ回線を契約したけど、ルーターが足を引っ張ってる気がする…

そんな思いがあるなら、ルーターの見直しが第一歩かもしれません。

今回レビューする「Deco BE75」は、そんな“こだわり派”のあなたにぴったりの一台です。

最新のWi-Fi 7に対応しながら、10ギガWANSFP+ポートまで搭載した、まさにハイエンド家庭用ルーターの決定版

ささやん

結論から言えば、10ギガ回線を使っていて、有線環境にもこだわりたい人には、これ以上ない選択肢です。

この記事では、Deco BE75の基本スペック、注意点、どんな人におすすめかを解説します。

「この性能、自分にも必要?」と悩んでいる方は、ぜひ最後までチェックしてみてください!

この記事でわかること
  • Deco BE75のスペック特徴
  • どんな人におすすめかとその理由
  • 購入前に知っておきたい注意点

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TP-Link

本記事はメーカーより製品提供を受けて制作しています。ただし、内容については自身の検証や意見に基づいており、メーカーの意向は一切反映されていません。

目次

Deco BE75の基本情報

基本スペックの整理

まずは、Deco BE75の基本スペックを簡単に整理しておきます。

スクロールできます
基本スペックの整理表
Wi-Fi規格Wi-Fi 7有線ポート
(WAN/LAN対応)
10Gbps × 1(RJ45)
10Gbps × 1(SFP+)
2.5Gbps × 3
周波数帯2.4GHz / 5GHz / 6GHz
通信速度(6GHZ)11520Mbps
(5GHz)2882Mbps
(2.4GHz)688Mbps 
サイズ128 × 128 × 236 mm
ストリーム数8参考価格65,700円(割引後)

10Gbps × 1(SFP+)は「光ファイバー用の拡張ポート」で、RJ45のLANケーブルとは形状が異なります。通常のLANケーブルでは使えません。

記事作成時点では日本国内で5GHz帯の240MHz帯域幅は使用できません。スペックの表記は、240Mhz非対応時の速度を記載しています。

ポイントは以下の通りです。

Deco BE75の特徴

  • Wi-Fi 7/ メッシュ / MLO / 320MHz帯域 次世代技術をフル搭載
  • 10Gbpsポートにより、10ギガ光をフル活用
  • 全ポートが2.5Gbps以上で、有線LAN環境も超高速化
  • SFP+ポートによって光アイソレーション(電気絶縁)も可能
ささやん

一般家庭向けWi-Fiルーターの中では、現時点でこれ以上ないほどの性能です。10ギガ光使いつつ宅内LANにも力を入れるなら、非常に魅力的な選択肢です。

デザイン・同梱品のチェック

Deco BE75は、円筒形でインテリアにもなじみやすいデザインです。

実物を手に取ってまず感じたのは、「けっこうデカいな…」ということ。
高さは約23.6cm、直径も約12.8cmあって、ルーターとしてはかなり存在感があります。

背面にはLANポートが複数搭載されており、WAN/LANの自動切り替えにも対応しているため、メインルーターとしても中継機としても柔軟に使えます。

天面にはTP-Linkのロゴと通気穴がついていて、内部の熱対策もしっかりしてそう。

同梱品は、本体2台にアダプター2つ、LANケーブル説明書

内容的にはシンプルで必要十分ですが、LANケーブルがCat6だったのはちょっと残念かな。せっかくWi-Fi 7対応機なのに、ここはCat6a以上にしてほしかったところです。

Deco BE75を選ぶべき理由

10ギガ光を最大限に活かせWi-Fiも爆速

引用:TP-Link

Deco BE75の一番の魅力は、無線も有線もとにかく速いこと。

Wi-Fiは、最新規格のWi-Fi 7に対応していて、6GHz帯では最大11,520Mbpsという圧倒的なスピード。これはWi-Fiルーターとしてはトップレベルの性能です。

さらに、「MLO(マルチリンクオペレーション)」という最新の無線通信にも対応。

これにより、

  • 複数の周波数帯(2.4GHz / 5GHz / 6GHz)を同時に使える
  • 電波の混雑をうまく避けて、通信がより安定
  • 複数人の同時利用でもストレスなし

といった恩恵が得られます。

さらに、有線側もかなり強力で、10Gbps対応のポート(RJ45とSFP+)を2つ搭載。

NURO光10Gやauひかり10Gなどの超高速回線をしっかり活かせる構成です。

強力な有線機能で受けられる恩恵

引用:TP-Link

Deco BE75には、10Gbps対応のSFP+ポートが搭載されています。

SFP+ポートを活用すれば、家庭内の有線ネットワークを爆速化したり、オーディオ環境をグレードアップさせることもできます。

◆ 家庭内LANを爆速化

NASやクリエイター用PC、動画編集マシンを使っているなら、10Gbpsの有線LANはかなり強力な武器になります。

例えば、

  • 4K動画素材をNASに保存&編集する
  • 大容量の写真を一瞬で同期する
  • 複数台のPC間でファイルを高速共有

SFP+対応のスイッチと組み合わせれば、家庭内LAN全体が10倍速になることも。

さらに嬉しいのが、Deco BE75に搭載された全3つのLANポートがすべて2.5Gbps対応という点。

接続先すべてに高速ポートを割り当てることができるのはかなり嬉しいポイントです。

ささやん

NASや動画編集PCとの接続がボトルネックになることは、もうありません。

◆ 光アイソレーションでオーディオ環境を強化

もうひとつの活用法が、「光による絶縁」でノイズを遮断する構成です。

LANケーブルを使うと、どうしてもわずかな電気的ノイズがオーディオ機器に影響することがあります。そんなときにおすすめなのが、SFP+ × 光ファイバーの構成。

  • 電気的な干渉を完全にシャットアウト
  • ネットワークオーディオ(NAS → DAC)環境がよりクリーンに
  • 音の透明感や静寂性が向上する可能性も

まさに“こだわり派”のための静音&高音質ネットワークが構築できます。

ささやん

僕はこの用途で使うことはありませんが、ネットで検索すると「光アイソレーションの効果」を期待している人が多いみたいですね!

Deco BE75を選ぶ際の3つの注意点

10ギガ光以外ではオーバースペック

Deco BE75は、Wi-Fi 710Gbps対応ポートを搭載した超ハイスペックなルーターです。
そのため、今使っている回線が「フレッツ光(1Gbps)」や「マンション共有回線(1GBps)」などの場合、スペックを持て余してしまう可能性があります。

たとえば、

  • 通信速度がそもそも1Gbps以下
  • 家の中のLAN機器も1Gbpsまでしか対応していない
  • ネットの使い方は動画・SNS・ちょっとしたリモート会議程度

という環境では、Deco BE75の性能のほんの一部しか使えないというのが正直なところ。

もちろん、将来的に10ギガ光に乗り換える予定があるなら話は別ですが、「とりあえず速いWi-Fiルーターが欲しい」という理由だけで選ぶと、コストパフォーマンス的には割に合わないかもしれません。

ささやん

有線も無線も最強を目指す!ような”こだわり派”向けの1台なので、購入前に環境の確認をしておきましょう。

Wi-Fi速度を”最重要視”するならオーバースペック

Deco BE75の魅力はなんといっても、10Gbps対応のSFP+ポート2.5Gbps LANポート×3といった有線LANの拡張性です。(Wi-Fiだけじゃないんです)

だから、「Wi-Fiが速ければそれでいい」「NASやオーディオ機器のこだわりは特にない」という方にとっては、宝の持ち腐れになる可能性があります。

ささやん

LAN強者向け”のDeco BE75を活かすには、それなりのネットワーク環境こだわりが必要です。

Wi-Fi環境だけ最強にしたい!って人には、Archer BE700あたりがおすすめです!

家庭用ルーターとしては高額

Amazon参考価格:2025/7/8

Deco BE75は性能こそ文句なしですが、やはり価格はネックです。

セット販売が基本で、2台セットでも6~7万円台が相場。

これは、一般的な家庭用「Wi-Fiルーター+Wi-Fi中継器のセット」(2〜3万円前後)と比べると、2倍ほどの価格帯になります。

ささやん

もちろん、Wi-Fi 7・10Gbps対応・SFP+搭載など、機能を考えれば妥当な価格なんですけどね。

【検証】通信速度の計測結果

今回、TP-Link Deco BE75を戸建て2階建ての住まいで使用し、各部屋で通信速度を実測しました。

親機を2階、サテライト機を1階に設置したメッシュWi-Fi構成です。

回線は【eo光10ギガ】、そして計測に使用したのは【iPhone 16 Pro】。

まず、2階の計測結果がこちら。

親機周辺

次に1階の計測結果。

サテライト機周辺

結果は非常に優秀で、5GHz・6GHzともに多くの部屋で1000Mbpsを超える高速通信を記録。しかも今回は、Deco同士の通信(バックホール)もすべて無線接続です。

それでも1階・2階のほぼすべての部屋で1000Mbps超えを確認し、脱衣所や洗面所では1500Mbps以上という驚きの数値に。壁や階をまたいでも速度低下はほとんどなく、メッシュ構成の恩恵の大きさを実感できました。

ささやん

広い戸建てでWi-Fi環境に悩んでいる方に、強くおすすめできる一台です!

Deco BE75のレビューまとめ

Deco BE75は、Wi-Fi 7対応・10Gbps対応ポート・SFP+搭載と、現時点で考えうる最高レベルの機能を詰め込んだハイエンドモデルです。

  • 10ギガ光をフル活用したい
  • 家庭内LANの速度も妥協したくない
  • NASやオーディオ機器との接続にこだわりたい

そんな“ネットワークに本気な人”には、間違いなく満足できる一台です。

一方で、回線が1Gbps以下の方Wi-Fi通信だけが目的の方にとっては、オーバースペックになる可能性もあるため、使用環境とのバランスを見て選びましょう。

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この記事を書いた人

最新ガジェットにワクワクする30代の副業ブロガーです。主にAppleやスマートホーム関連のガジェットレビューを書いてます。スペック比較が大好きでモノを買う時はいちいち比較表を作る変な奴です。

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