【TP-Link Archer TX50E レビュー】自作PCにWi-Fi6アダプターを導入!通信速度が劇的に変化した。

わたしの自作PCには、現在、無線LANアダプター「 TP-Link Archer T4E」が搭載されています。

特に不満はなかったのですが、自宅のWi-FiルーターをWi-Fi6対応にしたことがきっかけで「TP-Link Archer TX50E」への載せ替えを決定。

Wi-Fi6対応最大通信速度2,402Mbps(5.0GHz)の実力はどれほどか、チェックしていきましょう。

本機の対応OSはWindows 10 64ビットのみなのでご注意ください。

目次

TP-Link Archer TX50Eの特徴

次世代規格Wi-Fi6に対応

TP-Link Archer TX50E」は、インテル製のチップを搭載し次世代通信規格のWi-Fi6(IEEE 802.11ax)に対応しています。

Wi-Fi6接続時の最大速度(理論値)

  • 【5.0GHz】2,402Mbps
  • 【2.4GHz】574Mbps

ここまでくるとギガビットの有線接続をするより、Wi-Fi6でインターネットに接続したほうが速くなる可能性もあります。

【補足】Wi-Fi6によるメリット

  • 帯域を効率化するOFDMAが利用可能!
  • より効率化されたMU-MIMOを利用可能!

Bluetooth5.0に対応

ヘッドホンやコントローラーと接続するためのBluetoothはVer5.0に対応しています。

ちなみにBluetoothの最新規格は2019年に登場したVer5.1です。

Bluetooth5.1に対応したデバイスが普及していないので「なんだ。最新じゃないのか。」と落胆する必要はなさそうです。

新暗号化技術WPA3に対応

無線通信の暗号化技術は、いろいろと問題点が指摘されていたWPA2ではなく、最新のWPA3に対応しています。

ハイエンドのWi-Fiルーターは続々とWPA3に対応している中、利用するデバイス側が対応していなければ意味がないので、これは嬉しいポイントです。

ヒートシンク標準搭載

自作PCで発熱するパーツといえばM.2ですが、無線LANアダプターもかなり発熱します。

熱暴走まではいかずとも、PC筐体内の高熱化やアダプターの寿命に影響するので熱を逃がす処理は必要です。

Archer TX50Eはしっかりとしたヒートシンクが標準で搭載されています。

温度の変化を計測したわけではありませんが、それなりの効果は発揮してくれそうです。

TP-Link Archer TX50Eの外観と付属品

外観は、全体的に重量感のあるしっかりとした作りです。

接続方法は「PCIe」で行います。

金メッキの部分も綺麗に塗装されていました。

Bluetoothは、付属しているケーブルを使ってマザーボードのUSB端子と接続します。

Bluetoothを接続しなくても、Wi-Fi機能は使えます。

アンテナは、アダプター本体に取り付ける方式です。

付属品は以下の通り。(ドライバーの入ったCDを撮り忘れています)

付属品

  • アダプター本体
  • アンテナ×2
  • Bluetooth接続用ケーブル
  • PCケース用の金具
  • ドライバーCD
  • 日本語の取扱説明書

取扱説明書が日本語だったので、取り付けは簡単に行うことが出来ました。

PC接続に取り付け後はドライバーのインストールが必要です。

付属のCDを使えば簡単にできるので安心です。

TP-Link Archer TX50Eの通信速度の計測

今回テストした環境は次のとおりです。

環境

  • Nifty光 1Gbps マンションタイプ(IPv6)
  • ルーターとの距離(約5m程度で別の部屋)

計測に使ったWi-Fiルーター

  • TP-Link Deco X20

Wi-FiルーターTP-Link Deco X20(Wi-Fi6)で計測した結果

TP-Link Archer T4E((Wi-Fi5)を使っていた時の最大速度はせいぜい下り80Mbps程度でした。

一方で、TP-Link Archer TX50E(Wi-Fi6)の計測結果は見ての通り下り300Mbpsオーバー

これ、有線ではなくWi-Fiでの通信ですよ

通信の混雑状況によって速度は変化しますが、わが家では最大300Mbpsでちょっと出るようになったという点で満足しています。

これだけあれば、オンラインゲームも快適にこなせるでしょうね。

【おすすめ】Wi-Fi6対応コスパ抜群ルーター

TP-Link Archer TX50E」の性能をしっかりと引き出すためには、電波を供給してくれるWi-FiルーターもWi-Fi6に対応させる必要があります

TP-Link AX50(AX3000)

圧倒的にコスパが良いTP-LinkのWi-Fiルーターです。

セキュリティが一世代前のWPA2ですが、そこを犠牲にしてもおつりが来るほどのコストパフォーマンスが魅力です。

あまりお金をかけたくないけれど、速度の速いWi-Fiルーターが良いという人におすすめ。

  • 通信速度【5.0GHz】:最大2,402Mbps
  • 通信速度【2.4GHz】:最大574Mbps
  • セキュリティ:WPA2
  • ポート:LAN×4、USB×1

TP-Link Archer TX50E|レビューまとめ

以上、「TP-Link Archer TX50E」のレビューでした。

[jin_icon_check color=”#e9546b” size=”18px”]TP-Link Archer TX50Eのの特徴

  • 最大2,402MbpsのWi-Fi6での通信が可能
  • 最新暗号化技術WPA3に対応
  • Bluetooth5.0を搭載
  • アンテナは本体に直接取り付ける
  • わが家では300MbpsオーバーのWi-Fi通信を計測

Wi-Fi6の恩恵を計測結果で確認できたので、購入してよかったと思っています。

自作デスクトップPCの設置場所がLANケーブルから遠い人は、導入する価値は大いにあるはずです。

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この記事を書いた人

国内大手PCメーカーに就職後脱サラ→現在は学習塾を2教室経営しています。主にAppleやスマートホーム関連のガジェットレビューを書いてます。スペック大好き人間でモノを買う時はいちいち比較表を作る変な奴。Twitterでは更新情報や雑感を呟いています。

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