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【TP-Link Archer AX73 レビュー】IPoE接続でIPv6が使えるWi-Fi6ルーター!IPv4との差は歴然だった。

こんにちは、ささやんです。この記事では、TP-Linkから発売されたIPv6 IPoE対応のWi-Fiルーター「Archer AX73」についてレビューしています。

ささやん
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Archer AX73は、Wi-Fi6にも関わらずIPoE接続にも対応した高性能Wi-Fiルーターです。

「Wi-Fi6・IPoE接続・コスパ」この3点を重視したい人にはぴったりのWi-Fiルーターなので、是非チェックしてみてください。

本記事はメーカー様から商品を提供いただき作成しています。

TP-Link Archer AX73をサクッとレビュー

この製品のポイント!

  • IPv6 IPoE接続に対応したWi-Fi6ルーター<通信速度の安定性抜群>
  • 4804Mbps(5GHz)+574Mbps(2.4GHz)の超高速Wi-Fi
  • 6ストリームと広い帯域で多台数接続可能
  • TP-Link OneMeshでメッシュWi-Fiを構築可能

Archer AX73は同じTP-Link製のWi-Fi6対応ルーターで比較すると中間クラスに位置しています。(※メッシュWi-Fiルーターは除く)

Wi-Fiのクラスで比較(2021年3月時点)

気になる通信速度は、下り最大4804Mbpsでトップクラスの水準を誇っています。

TP-Link最上位モデルのArcher AX11000もひとつの帯域における最大通信速度は4804Mbpsなので、通信速度では上位機種と比べても見劣りしません。

Archer AX73の最大の特徴は、海外メーカーのWi-Fi6対応ルーターでは数少ない「IPv6(IPoE接続)」に対応しているところです。(v6プラス・OCNバーチャルコネクト・DS-Liteに対応)※IPv6のメリットはこちら

同社のWi-Fiルーターの上位機種でもIPv6(IPoE接続)に対応していないので、この点がArcher AX73の最大の強みと言えるでしょう。

ささやん
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v6プラスなどのIPoE接続を使いたい人は一択です!

また、6ストリームである点やメッシュWi-Fiを実現できるOneMeshに対応している点にも注目したいところです。

想定販売価格13,600円のWi-Fiルーターとしては、総合的に使いやすい性能なのでWi-Fiルーター初心者〜中級者の方におすすめできると感じました。

これまでは、IPv6対応なら「Archer A10 Pro」と思っていましたが、これからはArcher AX73になりそうです。

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ささやん
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詳細のレビューは以下を読んでください!
商品リンク

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TP-Link Archer AX73の外観デザイン

Archer AX73のデザインは6本のアンテナとうろこ状の天板が特徴的です。

アンテナの角度は自由に調整でき、壁付けにも対応しています。

本体サイズは272.5 × 147.2 × 49.2 mmで、大きいとまではいきませんがそれなりに設置スペースは必要です。

背面に搭載されているポートは以下の通りです。

Archer AX73搭載ポート
  • (黄色)LANポート×4
  • (青色)WANポート×1

※どちらもギガビット対応です。

ちょっと気になったのは、LANポートそれぞれにアクセスランプがないこと。本体前面LEDの右から3つ目に4ポート分がまとめて表示されるようになっています。

ささやん
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普段見えない部分なので構わないのですが、ポートごとに管理したい時にはちょっと不便かもしれませんね。

本体の横側にはUSB3.0ポートが搭載されているので外付けストレージと接続して簡易NASを構築することができます。

筐体左部分には各種LEDインジケーターが搭載されているので状態を確認することができます。

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TP-Link Archer AX73を選ぶメリット

IPoE方式のIPv6接続に対応している

Archer AX73で最も注目すべき点は「IPoE方式でのIPv6接続」に対応している点です。

IPv4で使うPPPoE方式では、網終端装置を経由するので時間帯によって極端に通信速度が落ちることがありました。

しかし、IPv6(IPoE方式)では、網終端装置を経由せずに直接インターネットに接続できるため大幅に通信速度を改善するメリットがあります。

PPPoEとIPoE違いPPPoE方式とIPoE方式の違い

ちなみに、Wi-Fiルーターの仕様でIPv6対応と書いてあっても、IPoE方式に対応していなければ実質使えないと言えるので要注意です。

接続方式の違い
IPv4対応 IPv4対応のサイトのみ接続可能
IPv6対応 IPv6対応のサイトのみ接続可能
IPv6 IPoE方式対応 IPv4とIPv6の両方のサイトに接続可能
ささやん
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Archer AX73はバッチリIPoE方式に対応しています!

また、Archer AX73が対応しているIPv6サービスは「v6プラス・DS-Lite・OCNバーチャルコネクト」の3つです。

それぞれ、提供しているプロバイダをまとめておきます。

各プロバイダのIPv6サービス(一部)
v6プラス(MAP-E) GMOとくとくBB(ドコモ光) / @nifty / So-net / DMM光
 transix(DS-Lite) IIJmioひかり / en光 / エキサイトMEC光
クロスパス(DS-Lite) Rakuten光
OCNバーチャルコネクト OCN光 / ぷらら光 / ドコモ光(OCN・ぷらら光)/ DTI光

これらのプロバイダと契約している人はArcher AX73を使うメリットは大ですね。

そういうわけで、「IPv6に対応」ではなく「IPv6 IPoE方式」に対応しているArcher AX73は大きな価値があるというわけです。

通信速度の計測でもIPv6の本領を発揮できたので要チェックです。

OneMeshに対応!Archer AX73を中心にメッシュWi-Fi環境を構築

Archer AX73はTP-Linkが提供する技術「OneMesh」に対応しています。

これはArcher AX73特有のメリットというよりもTP-Linkだからというものです。

OneMeshとは対応したルーターと中継器間でメッシュネットワークを構築できる機能です。

活用するメリット
  • 家の中を移動しても、従来の中継器のようにWi-Fiを接続しなおす必要がない(=SSIDが共通)
  • Archer AX73を中心にネットワークを構築できる
  • スマホアプリに沿って設定するだけなので専門的な知識が必要ない
  • 繋がりにくい場所を見つけても、後からWi-Fiエリアを拡大できる

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TP-Link Archer AX73のデメリット

Archer AX73のデメリットは、QoSとペアレンタルコントロール機能の「制限」です。

v6プラス・クロスパス・transixのようなIPv6サービスを使うならば、特定のデバイスの通信を優先させるQoSと保護者制限をかけられるペアレンタルコントロール利用できなくなります。

オンラインゲームや動画視聴用のデバイスは通信を優先させたいという場合や、特定のデバイスのWi-Fi通信の一時的な遮断やコンテンツブロックするというような使い方が出来ないので注意しましょう。(デバイスごとの接続ブロックは可能)

これらの点を除けば、IPv6(IPoE方式)に正式対応しているし、Wi-Fi6で4804Mbpsという最高クラスの通信速度、OneMeshも使える…そして、安い。と、十分な総合力を持ったWi-Fiルーターだと思います。

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TP-Link Archer AX73の通信速度

繰り返しですがArcher AX73でわたしが推したいのは、IPoE方式でのIPv6接続によるメリット

よって、通信速度計測では時間を分けてIPv6とIPv4の違いを確かめてみました。

ささやん
ささやん
予想以上の結果がでたので要チェックです!
計測環境
通信速度計測結果
時間帯 Archer AX73
(IPv6)
Archer AX90
(IPv4)
11:00 393.8 301.3
12:00 320.7 289.1
13:00 354.8 174.1
14:00 386.7 77.2
15:00 394.7 33.6
16:00 131.4 117.4
17:00 307.3 320.3
18:00 319.1 81.8
19:00 357.6 93.1
20:00 391.1 88.2
21:00 160.9 98.3
22:00 284.8 81.2
23:00 301.2 100.3
24:00 185.8 90.5
1:00 201.2 126.8
2:00 390.9 240.6
平均 298.8 138.3

比較に使用したのは、Archer AX73よりも格上性能のArcher AX90です。

数値を見て分かる通り、両機の性能差を埋めてさらに凌駕するほどIPv6の効果が現れました。なにより時間帯による影響がここまで少ないとは思いませんでした。

グラフにしてみるとこんな感じ。

IPv6とIPv4の通信速度比較

計測した日は、日曜日の雨だったので自宅にいた人(光通信を使う人)が多かったと思います。その分、IPv6とIPv4の差が顕著に現れたのでは?と考えています。

「IPv6を使っている/光回線のプランが1ギガである/QoSは使わなくて良い/保護者機能はいらない」という条件下では、IPv4の高性能Wi-FiルーターよりもArcher AX73の方が断然おすすめと言えます。

一方で「大量のデバイス・大容量通信をするデバイスを使う(QoSを使う)/2.5Gbpsの光通信プランを使っている人/保護者制限を使いたい」は、今回比較で使ったArcher AX90がおすすめです。

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TP-Link Archer AX73|レビューまとめ

以上、TP-LinkのWi-Fiルーター「Archer AX73」のレビューでした。

注目したいのは、やはりIPoE接続によるIPv6に対応している点です。

v6プラスなどIPv6 IPoE方式で接続できるWi-Fiルーターは、海外製Wi-Fiルーターにおいては数少ないのでArcher AX73は貴重な1機種となります。

また、通信速度も上位機種に引けを取らない最大4804Mbps(理論値)を誇るので、IPv6を利用したい人にはもってこいの製品です。

デメリットは、IPv6(IPoE方式)利用時にQoSと保護者制限が使えない点です。

この点以外ではデメリットと言えるほどの部分がないので、現段階で「誰にでもおすすめできる万能Wi-Fiルーター」のNo1と感じました。

  • IPv6のサービスを利用している(したい)
  • 自宅の光回線が1Gbpsの契約である

という人はきっと満足できるはずなので是非導入を検討してみてください。

以上、参考になればうれしいです。

AmazonでのArcher AX73想定販売価格13,600円(2021/04/2時点)です。タイミングによってはクーポンも発行されているので要チェックです。

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国内大手PCメーカーに就職後脱サラ→現在は学習塾を2教室経営しています。主にAppleやスマートホーム関連のガジェットレビューを書いてます。スペック大好き人間でモノを買う時はいちいち比較表を作る変な奴。Twitterでは更新情報や雑感を呟いています。
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