【TP-Link TX201 レビュー】マジでコスパ抜群!2.5Gbps対応のネットワークアダプター

組み込み後は実測「1.6倍」以上の通信速度を計測

現在、PCIeのネットワークアダプターは「1Gbps/2.5Gbps/10Gbps」の3種類が主流となっています。

どれを選ぶか悩ましいところですが、1Gbpsはマザーボードに載ってて必要ないし、10Gbpsはコストがかかる。実用性と価格のバランスが最も良いのは2.5Gbpsだと言えます。

今回は、そんな丁度いいバランスの2.5Gbps PCIeアダプター「TP-Link TX201」を紹介します。

安価で設定も簡単。それでいて、組み込み後の効果も、1Gbps LANと比べて実測で約1.6倍の性能を発揮してくれました。

以下、詳しく紹介していくので是非参考にしてください。

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本記事はメーカー様から商品を提供いただきレビュー検証しています。

目次

TP-Link 2.5Gbps PCIeアダプター「TX201」の特徴

TX201は、パソコンのマザーボードに直接取り付けるタイプのネットワークアダプターです。

注目したい点は次の2つ。

  1. 2.5Gbpsの有線LAN接続に対応
  2. セール時は2,000円台で買えるコスパの良さ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

2.5Gbpsの有線LAN接続に対応

これから間違いなく普及してくるであろう、1ギガを越える光回線。

しかし、光回線が2ギガや10ギガになっても、パソコン側の通信性能が低ければ恩恵を受けることは出来ません。

2.5Gbpsに対応しているTX201なら1ギガを越える光回線を有効的に活用することができます。

また、TX201で使われている規格「2.5G Base-T」は、これまでの1Gbpsや100Mbpsなどの従来規格にも互換性があるため、環境を問わず活用することができます。

引用:TP-Link

その他も含め、TX201の特徴を公式ページから抜粋しておきます。

ブレイジングファスト

マルチギガビットに対応のネットワークで最大2.5Gbpsの高速通信が可能です。

高い互換性

1Gbpsを超える高速でありながら100Mbpsなど下位規格とも互換性を持ち、自動認識し速度を調整します。

2種類のブラケットを同梱

通常サイズのブラケットに加えてミニタワーPC向けのロープロファイルブラケットも同梱しているため、幅広いPCで利用可能です。

様々なOSに対応

Windows 11/10/8.1/8/7およびWindows Servers 2022/2019/2016/2012 R2/2012/2008 R2に対応しています。

セール時は2,000円台で買えるコスパの良さ

2.5Gbps対応のネットワークアダプタは、3,000円台中盤が現在の相場となっています。

その中で、TP-Link TX201はセール時になれば2,000円台で購入することができるコスパの良さ。

TP-LinkはAmazonで度々セールをしていることがあるので、チェックを怠らなければ他社製品よりも安価に入手できるメリットがあります。

ささやん

この記事を書いている2023/3/1時点でもセールをしています!

TP-Link 2.5Gbps PCIeアダプター「TX201」をパソコンに組み込む

では、自作PCに組み込んでみます。

具体的な手順は以下のとおりです。

STEP
マザーボードが見える状態にする

TX201は、マザーボードに直接組み込む必要があるのでPCカバーを開けましょう。

STEP
PCI-Express(PCIe)の空きスロットを探す

僕のPCの場合は、空きスロットがココにありました。

STEP
TX201を挿し込む

あとは、TX201を接続するだけです。

ブラケットは、ミニタワー用のモノが付属しているのでコンパクトなPCケースにも使えます。

組み込んだ後の拡張スロット側はこんな感じです。

ちなみに、TX201には3つのLEDランプが搭載されているので、現在どの通信規格で通信しているかが分かるようになっています。

STEP
TX201の設定をする

組み込みが完了したので、TX201のドライバーをインストールします。

付属のCDまたは公式サイトからドライバーをDLして進めていきます。

以上が、TX201の組み込みから設定まででした。

ささやん

トータルで10分あればできるほど簡単です!

TP-Link 2.5Gbps PCIeアダプター「TX201」の動作検証

次に、動作検証をしてみます。

検証したネットワーク環境は以下の通りです。

動作検証したネットワーク環境

光回線

eo光(10ギガ)

ルーター

eo光 純正10ギガ対応ルーター

使用したLANケーブル

cat6a

まず、これがマザーボード内蔵のLAN(1Gbps)での通信速度です。

2つのサイトで速度を計測しました。

NETFLIX 速度計測

Google 速度計測

次に、TX201を使った通信速度です。

NETFLIX 速度計測

Google 速度計測

計測まとめ

スクロールできます
計測サイトマザーボード内蔵
1Gbps LAN
TP-Link TX201
2.5Gbps LAN
速度アップ
NETFLIX 速度計測830Mbps1.4Gbps1.68倍
Google 速度計測906Mbps1.08Gbps1.19倍
ささやん

1Gbpsを超えたぞおおおおおお!!

TX201を使ったことで、上限を突破し1Gbps超えの通信速度を計測できました。

TP-Link 2.5Gbps PCIeアダプター「TX201」|レビューまとめ

以上、TP-Link 2.5Gbps PCIeアダプター「TX201」のレビューでした。

最後に要点をまとめます。

  • TX201は2.5Gbps対応のアダプターでは最高クラスのコスパ
  • セール時には2,000円台で購入可能
  • 動作検証で1Gbpsを超える通信速度を記録
  • パソコンへの組み込みと設定は超簡単

これから自作PCを作る人にとって、1GbpsのLANは時代遅れです。

せっかくオリジナルのPCを作れるのだから、2.5Gbpsに対応すべきだと僕は考えます。

少ない投資で大きな効果が得られるパーツのひとつなので構成に組み込んでみてはどうでしょう。

以上、参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

国内大手PCメーカーに就職後脱サラ→現在は学習塾を2教室経営しています。主にAppleやスマートホーム関連のガジェットレビューを書いてます。スペック大好き人間でモノを買う時はいちいち比較表を作る変な奴。Twitterでは更新情報や雑感を呟いています。

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