2020年のApple Watchは「Series 6」と価格を抑えた「SE」が発売されました。
Apple Watch Series 6は、2020年の最新モデルで「血中酸素濃度の計測」ができるなど新機能が使える魅力があります。
一方で、Apple Watch SEは、これまでのAppleWatchシリーズの総まとめのような機種で、Series 6より価格が13,000円も安くコスパが良いのが特徴です。
[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]Apple Watch SEの個別レビューはこちら
この記事では、Apple Watch 6とApple Watch SEの違いについて比較しつつ、どちらがお買い得かを紹介していきたいと思います。
比較用のApple Watch 6は友人から借りてきました。
Apple Watch 6とSEのどっちを買うべきか?
この記事の結論としては、次のとおりです。
おすすめはApple Watch SE!
- LINEの通知をApple Watch で受け取りたい人
- Suicaで駅の改札をスマートに通過したい人
- Apple PayをApple Watchで利用したい人
- ランニング の測定に利用したい人
- など…。
このような、従来からあるApple Watchの魅力的な機能を使いたい人は「Apple Watch SE」で十分満足できるはず。
2020年発表のApple Watch 6はチップ性能の向上やU1チップという新しい無線通信チップが搭載されましたが、体感できる差はほとんどないというのが私の意見です。
Apple Watch 6でしか使えない機能も一部ありますが、私にとってはそれほど必要性を感じるものではないので、過去最高のコスパを誇る「Apple Watch SE」を選びました。
[chat face=”sasayan.png” name=”ささやん” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]血中酸素濃度を計測して活用する場面がないんだよな…。[/chat]
発表日にApple Watch SEを注文して以来、毎日使っていますが不満に思ったこともは一度もありません。
健康志向が高い人や、高級感のある素材を求める人は、Apple Watch 6を買うべきですが、従来からあるApple Watchの機能に興味がある人はApple Watch SEで十分満足できるはずです。
以下、違いを説明していくので細かく見ていきましょう。
- [jin_icon_amazon color=”#494F52″]Apple Watch SE(GPSモデル)はコチラ[jin_icon_fingerright color=”#F3A847″]オススメ!
- [jin_icon_amazon color=”#494F52″]Apple Watch SE(GPS + Cellularモデル)はコチラ
Apple Watch 6とSEの機能比較を見る
まずは、Apple Watch を選ぶ上で気になる性能差をみてみましょう。
一覧表にすると以下のとおりです。
機種 | Apple Watch 6 | Apple Watch SE |
処理チップ | S6プロセッサ | S5プロセッサ |
ワイヤレスチップ | W3 | W3 |
バッテリー性能 | 最大18時間 (常時表示) |
最大18時間 |
GPS | ○ | ○ |
コンパス | ○ | ○ |
気圧高度計 | ○ | ○ |
耐水性能 | 50m | 50m |
血中酸素濃度センサー | ○ | ー |
電気心拍センサー | ○ | ー |
心拍センサー | 第2世代搭載 | 第2世代搭載 |
加速度センサー | ○ | ○ |
コンパス | ○ | ○ |
ジャイロスコープ | series 3より性能up | series 3より性能up |
スピーカー | series 3より性能up | series 3より性能up |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 |
マイク | 搭載 | 搭載 |
Apple Pay | 対応 | 対応 |
ストレージ | 32GB | 32GB |
Apple Watch 6は、2020年モデルの最高スペックのシリーズです。そのため、Apple Watch SEにはない新機能が使えます。
Apple Watch 6だけの機能と性能
- 血中酸素濃度の測定
- 画面の常時表示機能
- 最新S6チップ搭載
- バッテリー性能アップ(主に充電速度)
- 電気心拍機能搭載(心電図の測定用)
※日本では現在使用不可 - U1チップ搭載
血中酸素濃度の測定を使ってみた
今回のApple Watch 6の目玉機能である「血中酸素濃度の測定」を使ってみました。
計測方法は、手動で開始するパターンとバックグラウンド計測の2種類があります。
手首を安定させた状態にして15秒待てば完了しますが、エラーになることが多いので静止することを心がけましょう。
計測が完了すると、画面に数値が表示されます。
[chat face=”sasayan.png” name=”ささやん” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]正常値は「99~96%」なので、ギリギリな数値でした(汗)[/chat]
この機能を魅力に感じるかどうかは人によりますが、これらが医療分野で活用されるようになるのは、時間の問題でしょう。
私のように喘息を罹患している人にとっては、効果的に活用できる場面が出てくるかもしれないので、今後の活用法に期待したいと思います。
常時表示機能って必要?
常時表示機能は、Apple Watch Series 5から搭載された機能です。Apple Watch 6では、明るさがアップしより見やすくなったようです。
これは、Apple Watch SEには搭載されていない機能です。
常時表示機能は、視線を落とせば情報を確認できるので、The時計としての機能を期待する人には魅力的な機能です。
一方で、私のようにApple WatchをiPhoneのサブ機として使う人にとっては、無くても不自由はありません。
私がApple Watchに求める機能
- LINEの通知
- リマインダーの通知
- スケジュールの通知
- Apple Payの利用
- 計算機
- ランニングのタイム計測や心拍計測
[chat face=”sasayan.png” name=”ささやん” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]時間確認のために、あまり利用していませんね。[/chat]
チップ性能を体感できる?
Apple Watch 6は最新チップ、Apple Watch SEはApple Watch Series 5で使われていた1世代前のチップが使われています。
- Apple Watch 6「S6チップ」
- Apple Watch SE「S5チップ」
=Apple Watch 5と同じ
処理性能は、S5からS6のチップで約20%高速になったそうです。
ただ、Apple Watch 6とSEを比較してみてもアプリ起動や画面切り替えで、大きくは性能の違いを体感できませんでした。
[chat face=”sasayan.png” name=”ささやん” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]チップ性能で、どちらを買うか悩む必要はありませんね。[/chat]
余談ですが、以前使っていたHUAWEI Watchと比較すると、その差は歴然…。Apple Watchのヌルヌルを体感すると他の機種には戻れません。
バッテリーの充電速度が違う
バッテリーに持ちに関しては、Apple Watch 6もSEも「約18時間」で同じです。
ですが、Apple Watch 6は、従来より20%速く充電できるようになったので「約2時間→約1.5時間」に短縮されています。
Apple Watch SEよりも30分程度早く充電が完了します。
ここで、充電タイミングを考えてみましょう。
寝ている間は装着しないパターン
- 朝起きる。
- Apple Watch を装着する。
- 1日を過ごす。
- 寝る前に充電する。(2時間充電→MAX)
寝ている間も装着しているパターン
- お風呂(充電1時間)
- ゴロゴロする(充電1時間→MAX)
- 寝る前に装着する。
- 朝起きる。
- 1日を過ごす。
寝ている間に装着しないタイプの人は、充電時間を気にする必要はありません。
一方で、睡眠トラッキングを使う人は、寝る前や朝の準備中に充電するはずなので、充電時間は早い方が便利です。
ちなみに、私も睡眠トラッキングを使用していますが、寝るまでに2時間以上余裕があるので充電に困ったことはないです。
よほど忙しい人ではない限り、Apple Watch 6とSEの30分の差は不便に感じないのではないでしょうか。
[chat face=”sasayan.png” name=”ささやん” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]不安な人はApple Watch対応のモバイルバッテリーを用意しましょう![/chat]
Apple Watch 6とSEのモデルを見る
Apple Watch 6とSEでは、選べる本体素材が異なります。
機種 | Apple Watch 6 | Apple Watch SE | ||
モデル | GPS+ セルラー |
GPS | GPS+ セルラー |
GPS |
素材 | ステンレス チタン |
アルミ | アルミ | アルミ |
アルミ素材は、Apple Watch 6のセルラーモデルでは採用されていません。
よって、ステンレスやチタンが欲しい人は、Apple Watch 6のセルラーモデルを選択する必要があります。
[chat face=”sasayan.png” name=”ささやん” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]アルミは最軽量でとても軽い!けど、ステンレスやチタンの方が高級感がありますよ。[/chat]
確かにアルミよりもチタンの方が重厚感が増します。
比較に使ったApple Watchは、「44mmのチタン」と「40mmのアルミ」だったので素材の違いによる比較はできませんでしたが、やはり最軽量素材の「アルミ&40mmのApple Watch SE」の方が軽く感じました。
[chat face=”sasayan.png” name=”ささやん” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]デザインそれぞれの好みなので、好きな方を選びましょう![/chat]
Apple Watch 6とSEの価格を見る
最後に、価格をチェックしていきましょう。
(一番安いモデルを掲載しています。)
機種 | Apple Watch 6 | Apple Watch SE |
GPS+セルラーモデル | 53,800円 | 42,800円 |
GPSモデル | 42,800円 | 29,800円 |
やはり最新モデルはそれなりの価格です。
GPS+セルラーのチタン素材だと約9万円もします。
[chat face=”sasayan.png” name=”ささやん” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]ここまで来るとMacBookも買えそうな勢いです。[/chat]
- GPSモデルでは、13,000円の差
- GPS+セルラーモデルでは、11,000円の差
これまで紹介してみた機能とモデルの違いで、Apple Watch 6に魅力を感じなければ、Apple Watch SEを購入することをおすすめします。
Apple Watch 6とSEのどっちを買う?|まとめ
以上、Apple Watch 6とApple Watch SEの比較でした。
Apple Watch 6とSEの違いは次のとおりでした。
- Apple Watch 6は、血中酸素濃度の測定ができる。
- Apple Watch 6は、常時表示機能が使える。
- Apple Watch 6は、ステンレスとチタンの仕上げを選択できる。
- Apple Watch SEは、従来の機能をすべて使えてコスパ抜群。
- Apple Watch SEは、Series 5のチップと同じでSeries 6と動作の体感は変わらない。
- AppleWatch SEと6の価格差は、13,000円程度ある。
健康管理機能をとことん追求したい人や高級素材を使ったケースがいい人は、迷わず「Apple Watch 6」を選択しましょう。
ですが、Apple Watchを初めて買う人や、ガジェットのひとつとしてSuicaやApple Pay、LINE通知の活用を目的としているのであれば「Apple Watch SE」を選択したほうが明らかにコスパが良いいはずです。
是非、参考にしてみて下さい。
- [jin_icon_amazon color=”#494F52″]Apple Watch SE(GPSモデル)はコチラ[jin_icon_fingerright color=”#F3A847″]オススメ!
- [jin_icon_amazon color=”#494F52″]Apple Watch SE(GPS + Cellularモデル)はコチラ
- [jin_icon_amazon color=”#494F52″]Apple Watch 6(GPSモデル)はコチラ
- [jin_icon_amazon color=”#494F52″]Apple Watch 6(GPS + Cellularモデル)はコチラ