スマートホーム化を始めたいけれど、「最初に」どのデバイスを選べば良いか迷っていませんか?
そんな人は、赤外線リモコンとスマートハブ機能を搭載した「Tapo H110」の購入をおすすめします!
これ一台で、エアコンやテレビなどの赤外線対応家電をスマホから手軽に操作できるうえ、他のTapoシリーズと連携するための必需品となってきます。
本記事では、Tapo H110の機能や特徴、セットアップ手順、そして実際の操作感を詳しくレビューします。
また、日常生活での活用例も交えながら、Tapo H110があなたの生活をどのように便利にするかを具体的にお伝えするので、是非参考にして下さい。
本記事はメーカーより製品提供を受けて制作しています。ただし、内容については自身の検証や意見に基づいており、メーカーの意向は一切反映されていません。
Tapo H110とは?|できることを簡単解説
TP-Linkの「Tapo H110」は、赤外線スマートリモコンとスマートハブの機能を1台にまとめた便利なデバイスです。
これを使えば、赤外線リモコンで操作する家電をスマホや音声でコントロールできるようになり、さらにTapoシリーズの他のデバイスと連携する司令塔としての役割も果たしてくれます。
ここでは、Tapo H110に備わった標準機能について紹介します。
1. 赤外線リモコンをスマホに集約
エアコンやテレビ、照明など、赤外線リモコンで操作する家電をスマホアプリ「Tapo」からコントロールできるようになります。これにより、リモコンを探す手間が省けるだけでなく、外出先からの遠隔操作も可能になります。
2. スケジュール・自動化機能
Tapoアプリを使えば、リモコン設定した家電のON/OFFをスケジュールで操作することができます。たとえば、朝の決まった時間にエアコンをONにしたり、帰宅前に部屋を快適な温度にするなど、日常の快適さを向上させます。また、センサーと連動して自動で家電を操作する仕組みも設定できます。
3. スマートハブとしての役割
Tapo H110は、他のTapoデバイス(スマートプラグやセンサーなど)を連携させるハブとしても機能します。これにより、より快適なスマートホーム環境を構築できます。
4. 音声アシスタント対応
Tapo H110は、Amazon AlexaやGoogleアシスタント、Apple Homeに対応しています。スマートスピーカーと併用すれば、音声だけで「エアコンをつけて」「テレビを消して」といった操作が可能になります。
5. Matter対応
Google Home・Amazon Alexa・Apple Homeアプリに登録可能で、専用の「Tapoアプリ」以外でも基本的な操作ができるようになります。
Tapo H110の基本的な特徴を押さえたところで、次にデザインや同梱品をチェックしてみましょう。
開封レビュー|Tapo H110のデザインと同梱品
Tapo H110は、正面向かって右側に「SYNCボタン」という、設定用のボタンがありますが、それ以外は何もなく非常にシンプルな外観となっています。他社製のスマートハブは、ホワイト一色の製品が多い中で、ブラックを基調としたデザインは珍しいですね。
同梱品は、本体・設置用両面テープ・書類・USB-Cケーブルの4点。
電源アダプタは付属していないので、USB-A用の電源アダプタが別途必要となります。
設置には特別な配線や工具は不要で、据え置き・両面テープ・ネジ止めの3択で固定します。
ネジ止め用の金具は付属していませんが、軽量なデバイスのため両面テープでの固定で十分だと思います。
ちなみに、赤外線信号は、設置する壁や机面を除く、外周360度、正面180度の照射範囲となっており、ほぼ全方向へ照射することができます。
正面のカラーがブラックなので、安っぽさがなく、他社製品と比べて高級感を感じました!
セットアップの手順|初心者でも簡単に始められる
Tapo H110は、初心者でもわかりやすい設計で、セットアップにかかる時間はわずか2分程度。
ここでは、Tapo H110をスムーズに使い始めるための手順を、図解で紹介します。
Tapoアプリへの登録方法
まずは、Tapo H110 本体をアプリに登録する方法です。
家電リモコンの登録方法
次に、登録したTapo H110に「家電の赤外線リモコン」を登録する方法です。
ここでは、NEC製のシーリングライトを例に紹介します。
TP-Link製品のアプリは、長く使われているだけあって、シンプルで使いやすいインタフェースとなっています。スマホのウィジェットを活用すれば、ホーム画面でも簡易操作ができるようになるのでおすすめですよ。
操作感レビュー|実際に家電をコントロールしてみた
僕の場合は「空気清浄機・エアコン・リモコン・ファン」の4つを登録しているので、ここでは、その操作画面を紹介します。
まずは、DAIKIN製の空気清浄機。
メイン画面は電源ON/OFだけですが、少し下に表示されている「拡張機能」を見ると「LEDの明るさ」や「チャイルドロック」「風量」など、細かな操作もできるようになっていました。
次に「エアコン・照明・ファン」の3つです。
それぞれ、必要なボタンを網羅しているので、リモコン本体が無くても全く困ることはありません。
ちなみに、リモコン本体に用意されているタイマー設定は、Tapoアプリでは表示されませんが「オートメーション」という機能を使えば、曜日や時間を細かく設定できるので安心して下さい。
Tapoアプリでは、機能しないボタンを非表示にできるので、画面をシンプルにしたい人には嬉しいポイントですね。
活用例:日常で役立つTapo H110の使い方3選
照明をハンズフリーで操作
赤外線リモコン対応の照明であれば、Tapo H110を使って遠隔操作ができるようになります。特に音声操作や時間指定の操作が便利で、まさにTapo H110の魅力を活かした「王道の使い方」と言えます。
外出先からエアコンを操作
エアコンを外出先からスマホひとつで操作できる便利さは格別です。特に夏場には、帰宅した瞬間にキンキンに冷えた部屋に入れる快感を味わえるので、ぜひ試してほしい使い方です。
テレビやYoutubeの見すぎ防止
テレビの電源を夜23:00に自動OFFするよう設定しておけば、ついやってしまいがちな夜更かしの防止に役立ちます。テレビが切れることで自然と時間を意識するようになり、「そろそろ寝ようかな」という気持ちになれるので、とてもおすすめの使い方です。
さらに他のデバイスと連携すれば、「玄関ドアを開けると自動でエアコンON」など、生活のオートメーション化を実現できるので是非試して下さい!
まとめ|Tapo H110でスマートホーム化の第一歩を
Tapo H110は、赤外線リモコン対応の家電を簡単にスマート化できる便利なデバイスです。
エアコンやテレビ、照明などの家電をスマホで操作できるようになり、スケジュール機能を活用すれば、家電のON/OFFを自動で制御することができます。スマートスピーカーと併用すれば、音声で家電を操作することもできます。
また、Tapoシリーズの他のデバイスを連携させるための必須デバイスなので、これから家全体をスマートホーム化したい人は、最初に入手しておくべきデバイスと言えるでしょう。
Tapo H110を使って、便利なライフスタイルを楽しんでみてください!