【Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000) レビュー】持ち運びに最適なモバイルバッテリーはこれだ

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Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)は、リップスティック型のポーチやミニバッグにもすっぽりと収まる小型デザインが特徴のモバイルバッテリーだ。

USB急速充電器モバイルバッテリーの利便性を組み合わせたハイブリッド設計で、最新のiPhoneも一般的な5W充電器に比べて3倍早く充電することが可能となっている。また、本体には折りたたみ式のコンセントが内蔵されており、ケーブルレスでモバイルバッテリーの充電が簡単にできるようになっている。

本記事では、本機を自腹購入したので、その実力や魅力についてレビューしていきたいと思う。

 Anker 511 Power Bank(5K) の仕様 

項目性能
サイズ約113 x 30 x 30mm
重さ約170g
バッテリー容量5,000mAh
出力ポートUSB-C x 1
入力AC入力:100-240V 50-60Hz
出力5V=3A / 9V=2.22A (最大20W)
参考価格
(Amazon割引後)
3,990円
目次

Anker 511 Power Bank(5K)の総評

Anker 511 Power Bank
総合評価
( 3.5 )
メリット
  • 緊急充電用としてサイズ・容量・価格のバランスが良い
  • 充電器兼モバイルバッテリーとして使える
  • パススルー充電に対応している
デメリット
  • やや重さがある
  • 壁付けコンセントで使いづらい
この製品のレビュー総評

Anker 511 Power Bank(5K)は、筒形状で持ち運びがしやすい充電器モバイルバッテリーだ。スリムな形状のため、ポーチに入れても邪魔にならない点が最大の魅力と言える。バッテリー容量は5000mAhで最新スマホを約1回分充電できる。また、パススルー充電に対応しているためモバイルバッテリーと接続するデバイスを同時に充電できるのも便利だ。重さが約170gとやや重めな点を気にしなければ「充電器とモバイルバッテリーを柔軟に使い分けたい人」はとても使いやすい製品だと感じた。

Anker 511 Power Bank(5K)の詳細レビュー

デザインの評価

Anker 511 Power Bank(5K)は、ブラックで統一されたシンプルなデザインとなっている。飽きのこない見た目は好印象だ。

サイズは約113 x 30 x 30mmで、スリムで手に持ちやすく、ポーチや鞄に収納しやすいのが魅力。防災用として鞄に入れておくのに最適なサイズ感だと思う。ただし、重量が約170gあるため、人によっては手に取ると少し重く感じるかもしれない。

右側にはバッテリー残量が確認できるインジケーターがあり、LED1つでバッテリー残量25%を指している。背面の充電用コンセントプラグは折りたたんで綺麗に収納できるようになっていた。

本体にはストラップが付いており、指に引っ掛けることで充電しながら片手でスマホを操作できる。また、100均などで売っているカラビナを使えば、リュックを背負ったまま充電できるのでかなり役立つだろう。ただし、このストラップは取り外しができないため、劣化した際の見た目が気になるところだ。

僕がAnker 511 Power Bank(5K)を選択した理由は、持ち運びのしやすさ目当てだったので、今のところ期待通りの満足感を得ている。ただ1つ、170gという重量は、意外とズシッとくるのでこの点だけは購入前に覚悟してもらいたい。

モバイルバッテリーとしての評価

Anker 511 Power Bank(5K)は、最大20WのPD対応 USB-Cポートを搭載しており急速充電が可能となっている。一般的な5W充電器の3倍ほど早く充電ができるスペックだ。

PDとは

Power Delivery(パワーデリバリー)ので、いわゆる急速充電ができる規格のこと。

バッテリー容量は5000mAhのため、他モデルと比べて大容量とは言えないが、大抵のスマホであれば満タン近くまで充電できるので、持ち運びを優先したいユーザーにとっては問題ないと思う。

機種バッテリー容量
iPhone 153,349 mAh
iPhone 15 Pro3,274 mAh
iPhone 143,279 mAh
iPhone 14 Pro3,200 mAh
Galaxy S244,000 mAh
Galaxy S24 Ultra5,000mAh
Galaxy S233900mAh
Galaxy S23 Ultra5,000mAh
バッテリー容量の参考

バッテリー容量を増やせばサイズも重さも比例して大きくなるため、Anker 511 Power Bank(5K)の総合バランスはとても良いと感じた。

充電器としての評価

Anker 511 Power Bank(5K)は、コンセントに挿すだけで通常の充電器として使える便利な製品だ。

出力はモバイルバッテリー時と同じくPD対応の20Wで、パススルー充電にも対応しているため、モバイルバッテリーとスマホの両方を同時に充電できるのがこの製品の魅力のひとつとなっている。モバイルバッテリーの残量を意識せず使える点は、面倒くさがりな人には特に使いやすいと思う。

一方で、充電器としての設計には残念な点もあった。
一般的な家庭の縦型2口コンセントでは、Anker 511 Power Bank(5K)を使用すると片方の口しか利用できなくなる。正直、設計ミスではないかと疑いたくなるほど使い勝手が悪い。

おそらく壁付けコンセントではなく、電源タップでの充電を想定した設計なのだろう。しかし、電源タップはデスク下やケーブル収納に隠れていることが多く、壁付けコンセントに比べてアクセスが難しい。充電器とモバイルバッテリーの二刀流を売りにする製品としては、この点は大きな欠点だと感じてしまった。

Anker 511 Power Bank(5K)レビュー|まとめ

Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)は「手軽に持ち運べるモバイルバッテリーを探している人」におすすめできる製品だ。理由は以下の通り。

緊急充電用としてサイズ・容量・価格のバランスが良い

筒計上のスリムデザインなので、ポーチに収納しやすい。また、最新スマホを満タンにできるバッテリー容量とセール時には4,000円を切る価格で購入できる。

充電器兼モバイルバッテリーとして使える

モバイルバッテリーとしての利用が少なくても、PD対応20Wの急速充電器として使えるのは便利。(コンセント差込口の形状には注意)

パススルー充電に対応している

コンセント接続時はモバイルバッテリーの充電とスマホの充電を両方できるため、バッテリー残量を意識せずに使用できる=持ち運ぶ際に残量100%を保ちやすい。

通常価格は4,990円だが、正直この価格は割高に感じる。Ankerがセールをしている際は、約1,000円の割引があるので、購入を考えるなら、そのタイミングを狙ってほしいと思う。

現在の価格は下の商品リンクから確認できるので、一度チェックしてほしい。

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この記事を書いた人

最新ガジェットにワクワクする30代の副業ブロガーです。主にAppleやスマートホーム関連のガジェットレビューを書いてます。スペック比較が大好きでモノを買う時はいちいち比較表を作る変な奴です。

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