スマートプラグを使いたいけど、電源がたくさんあって、1口のプラグじゃ物足りない。
こんな悩みを抱えていませんか?
Tapo P300は、こうした悩みを解決してくれる複数コンセント対応の電源タップです。
「Tapo P300 」は、コンセントを4つ、USB-Aを2つ、USB-Cを1つ、合計7つの給電ポートを搭載しているスマートWi-Fi電源タップで、電源を多く使う場所で活躍します。
コンセントは個別・USBは一括して制御できるので、柔軟に電源の管理ができるのが大きな魅力です。
この記事では、Tapo P300のデザインやセットアップ手順、実際の操作感、そして日常でどのように活用できるかを徹底解説します。
本記事はメーカーより製品提供を受けて制作しています。ただし、内容については自身の検証や意見に基づいており、メーカーの意向は一切反映されていません。
Tapo P300とは?|できることを簡単解説
Tapo P300は、単なる電源タップではなく、Wi-Fiに接続してスマホからコンセントの電源を個別に制御できるスマートホームデバイスです。
ここでは、Tapo P300が具体的にどんなことを可能にしてくれるのか、全体像を紹介します。
1. 合計7つのデバイスを接続可能
コンセントを4つ、USB-Aを2つ、USB-Cを1つ搭載しているので、パソコンやスマホ、扇風機などの家電を同時に接続することができます。USB-AはQC3.0、USB-Cは20W PDに対応しているのでスマホの急速充電も可能です。(最大負荷は1500Wです)
2. コンセントをスマホからコントロール
スマホアプリ「Tapo」を使って、接続した家電の電源を簡単にオン・オフできます。コンセントは1口ずつ個別に制御でき、3つのUSBはまとめて制御できます。また別売りのスマートボタンやセンサーと組み合わせれば、電源の自動化も実現できます。
3. スケジュール・タイマー機能
アプリを使えばスケジュールやタイマーを簡単に設定できます。曜日や時間、オン/オフを自由に組み合わせて、自分のライフスタイルに合わせた使い方が可能です。
4. 音声アシスタント対応
スマートスピーカーと連携すれば、音声だけで、接続されたコンセントの電源を操作することができます。
5. Matter対応
Google Home・Amazon Alexa・Apple Homeアプリに登録可能で、専用の「Tapoアプリ」以外でも基本的な操作ができるようになります。
Tapo P300の基本的な特徴を押さえたところで、次にデザインや同梱品をチェックしてみましょう。
開封レビュー|Tapo P300のデザインと同梱品
Tapo P300は、無駄のないシンプルなデザインが特徴的です。白を基調とした落ち着いたカラーなので、どこでも使いやすい見た目となっています。
本体には難燃性素材を使用し、LEDインジケーターや絶縁仕様のプラグを備えています。プラグは無極性で180度スイング可能です。さらに、オンオフの物理スイッチも搭載されているため、安全性と使いやすさを兼ね備えています。
ただし、コンセントにホコリ防止シャッターがついていない点は注意が必要です。
サイズは、280 × 50.5 × 32.5mmとなっており、電源コードの長さは1.8mです。一般的な電源タップと比較すると大きめのサイズとなっています。コンセントごとの間隔は45mmあるため、大きな電源アダプタを併用できます。
設置方法は2パターンあり、据え置きとしてそのまま置いて使用する方法と、ネジでひっかける方法が選べます。背面にあるネジ止め用の穴は、電源タップを縦でも横でも自由に設置できるよう十字形に設計されていました。
実際にデスクに置いてみると、見た目に重厚感があり、デスクの上に置いてもやぼったさを感じません。むしろ、ガジェット感があって男心をくすぐられる感じさえありました。
ちなみに、裏面には滑り止めゴムが付いているため、安定感もありました。
セットアップの手順|初心者でも簡単に始められる
Tapo P300は、初心者でもわかりやすい設計で、セットアップにかかる時間はわずか2分程度。
必要なのはスマホとWi-Fiだけで、あとは画面の指示に従うだけで簡単に完了します。
ここでは、Tapo P300をスムーズに使い始めるための手順を、図解で紹介します。
Tapo P300の初期設定
Tapo P300の管理画面
初期設定が完了すると、各コンセントが個別にTapoアプリ上で表示されます。コンセントごとの設定も、コンセント名をタップすれば個別に行うことができます。
制御できる主な設定内容は以下の3つです。
- スケジュール
- 自動オフタイマー
- おでかけ
「自動オフタイマー」は、電源がついてからの経過時間でオフにする設定で、「スケジュール」は、曜日や時間をオン・オフを個別に設定することができます。「おでかけ」は、指定時間ないでランダムに電源をオン・オフするモードです。
自動オフタイマーは「1分〜23時間59分」までの間で設定することができます。
TP-Link製品のアプリは、長く使われているだけあって、シンプルで使いやすいインタフェースとなっています。スマホのウィジェットを活用すれば、ホーム画面でも簡易操作ができるようになるのでおすすめですよ。
活用例:日常で役立つTapo P300の使い方
Tapo P300は、デスク周辺の電源を、ひとつの電源タップに集約しようと考えている人におすすめです。
ここでは、実際に僕が活用している例を紹介します。
僕の場合は、デスク周辺機器と接続し、以下のような設定で電源をコントロールしています。
パソコンモニター
モニターの電源がボタン長押し仕様のため電源を切るのが面倒。そこで、「24:00」になったら強制的に電源が落ちるようにしています。その後、デスクワークを開始する「13:00」に電源が入るように設定しています。
電気カーペット
冬場の足冷え対策として、電気カーペットの電源をTapo P300で制御しています。安全のため基本は手動で操作しますが、切り忘れた際の対策として、自動タイマー機能で2時間後には必ずオフになるように設定しています。
IKEAの卓上時計(NOLLNING)
デジタル式の文字が常時点灯する時計なので、夜間はめちゃくちゃ眩しいです。そのため、24:00~6:00には点灯しないように電源を落としています。
コンセントの個別制御がかなり便利なTapo P300ですが、USBに関しては3ポート同時制御なので注意が必要です。
別途、電源アダプタを用意してコンセントで使用すれば、個別に制御できるので参考にしてください。
まとめ|Tapo P300でスマートホーム化の第一歩を
Tapo P300は、電源のスマートホーム化を手軽に実現できる優れたデバイスです。
サイズは一般的な電源タップよりも大きめですが、重厚感があり、デスクの上に置いても景観を損ねないデザインとなっています。
仕様は、コンセント4つ、USB-Aポート2つ、USB-Cポート1つを搭載しており、合計1500Wまでの負荷に対応しています。また、USB-AポートはQC3.0、USB-Cポートは20W PDに対応しているため、スマホやタブレットの急速充電も可能です。
機能面では、家電の電源をスマホで簡単に操作できるだけでなく、タイマー機能やスケジュール設定によって、無駄な電力をカットし、外出先からでも操作が可能です。さらに、Tapoシリーズの他のデバイスと組み合わせることで、スマホなしでも電源の自動化を実現できるのも魅力です。
ぜひTapo P300を手に入れて、あなたの生活をより一層快適にしてみてください。