ここ数年、僕はiPhoneではなくGalaxyを使ってきたが、iPhone16の発表を機に、2年ごとにiPhoneを買い替えるサイクルを試すことにした。
理由はこう。
- 長く使うつもりでいても、結局2年ごとに買い替え衝動がくる
- できるなら常に最新モデルを使いたい
- iPhoneのリセールバリューを活かせば買い替えサイクルを実現可能
コストを計算して分かったのだが、リセールバリューが高いiPhoneなら、あまりコストをかけずに常に最新モデルを使い続けることができる。
この記事では、iPhoneを1〜2年ごとに売却して、最新モデルをAppleストアで購入した場合のコストを計算している。iPhone好きの方はぜひ参考にしてほしい。
売却額を考慮した実質負担額
早速だが、計算結果を載せていく。
iPhoneの無印とProを1年〜2年ごとに買い替えた場合のコストは以下の通りとなった。
売却価格は、イオシスとゲオの毎年開催しているキャンペーン価格を参考にしている。
iPhone 無印シリーズの場合
サイクル | 1年ごと | 2年ごと |
---|---|---|
最新モデルの 購入価格 (iPhone 16) | 124,800円 | |
旧モデルの 売却価格 | 90,000円 (iPhone 15) | 70,000円 (iPhone 14) |
実質負担額 | 34,800円 | 54,800円 |
月額換算 | 2,900円 | 2,283円 |
iPhone Proシリーズの場合
サイクル | 1年ごと | 2年ごと |
---|---|---|
最新モデルの 購入価格 (iPhone 16 Pro) | 159,800円 | |
旧モデルの 売却価格 | 115,000円 (iPhone 15 Pro) | 98,000円 (iPhone 14 Pro) |
実質負担額 | 44,800円 | 61,800円 |
月額換算 | 3,733円 | 2,575円 |
実質負担額は、購入価格と売却価格の差額のことで、手元から出ていく金額を示している。月額換算は、実質負担額を1年ごとなら12ヶ月、2年ごとなら24ヶ月で割った数としている。
「月額換算」の金額を元に比較すれば、公平に各パターンのコストを見れるため、以下では月額換算を中心に検証していく。
月額換算したコスト順に並べ替え
これらを月額換算コスト順に並べるとこうなる。
サイクル | シリーズ | 月額換算 |
---|---|---|
2年 | 無印 | 2,283円 |
2年 | Pro | 2,575円 |
1年 | 無印 | 2,900円 |
1年 | Pro | 3,733円 |
見ての通り、1年サイクルは無印・Pro共に月額コストが高すぎるため、選択肢から外すのが妥当だと思う。
そして、2年サイクルに絞ると、無印とProの差はわずか約300円程度。この価格差でProの性能向上を得られることを考えれば、Proの方がコスパが良いと感じる。
ジュース2本分を節約すればProが使えるのであれば、性能を重視する人にはProの方が魅力的だと思う。
Appleギフトカード購入による楽天ポイント還元を活用
ここまでは、ECサイトでのポイント還元を考慮せずに、純粋な買い替えコストを比較してきた。
しかし、僕の場合はAppleギフトカードを購入することでポイント還元も利用しているため、獲得ポイントを考慮した結果も載せておく。
iPhone 無印シリーズの場合
サイクル | 1年ごと | 2年ごと |
---|---|---|
最新モデルの 購入価格 (iPhone 16) | 124,800円 | |
旧モデルの 売却価格 | 90,000円 (iPhone 15) | 70,000円 (iPhone 14) |
楽天ポイント (還元率4.3%) | 5,366円 | 5,366円 |
実質負担額 | 29,434円 | 49,434円 |
月額換算 | 2,452円 | 2,059円 |
iPhone Proシリーズの場合
サイクル | 1年ごと | 2年ごと |
---|---|---|
最新モデルの 購入価格 (iPhone 16 Pro) | 159,800円 | |
旧モデルの 売却価格 | 115,000円 (iPhone 15 Pro) | 98,000円 (iPhone 14 Pro) |
楽天ポイント (還元率4.3%) | 6,871円 | 6,871円 |
実質負担額 | 37,929円 | 54,929円 |
月額換算 | 3,160円 | 2,288円 |
AppleギフトカードをECサイトで購入することで、実質的なコストをさらに抑えることができる。今回の計算では、楽天ポイント4.3%を使用したが、これはたまたま僕の楽天アカウントに表示されていた還元率を採用しただけ。
お買い物マラソンや楽天スーパーセールを活用すれば、無理なく10%程度まで還元率を上げることができるため、Proシリーズでも月額コストを1,900円台に抑えることが可能だ。
そのレベルに到達すれば、無理なくiPhone Proシリーズを2年ごとに買い替えられるため、2年後の買い替えに向けて、還元率が高い時期を狙ってギフトカードを集めることをお勧めする。
僕はiPhone Proシリーズを2年サイクルで購入することにした
以上の結果から、僕はiPhone Proシリーズを2年ごとに買い替えることにした。
理由は次の通り。
- iPhone Proシリーズを選んだ理由
-
- iPhoneはリセールバリューが安定しているから
- 無印と約300円差なら高性能なProの方がコスパが良いと感じるから
- 子供の写真を撮影する機会が多くカメラ機能を重視したいから
- 無印はキャリアで1円キャンペーンが実施されるため心情的に嫌だから
- 2年サイクルを選んだ理由
-
- 月額コストの許容範囲だった(月額1,900円台を実現可能)
- バッテリー劣化による査定減額を回避するため(フル充電サイクル500回を目安にすると約2年が無難な利用年数)
月額1,900円をスマホに費やすかどうかは人それぞれだが、最新技術を使いたいという願望が強い人にとって、iPhone Proシリーズの2年サイクルは、現実的に叶えられる最もおすすめのプランだと思う。
Appleストアで購入すれば、格安SIMと組み合わせることも可能なので、スマホにかかる費用は月額4,000円程度に抑えられるだろう。大手キャリアでiPhoneを2年レンタルで使うより、はるかにお得だ。
また、気に入れば2年だけでなく、3年、4年と長く使うこともできるため、キャリアに縛られない自由な環境も魅力といえる。
iPhone好きな方には、ぜひこの記事で紹介したサイクルを試してみてほしいと思いう。
- 楽天市場でApple ギフトカードを買う
- AppleのアカウントにAppleギフトカードをチャージする
- iPhone発売日にAppleストアで即購入する
- 最新iPhoneが届き次第、旧モデルのiPhoneを売却する
注意点
- Appleギフトカードは購入後すぐにチャージする(購入忘れ忘れ防止)
- 最新iPhoneはできれば予約開始時に購入する
- 買取キャンペーンは9月〜10月末まで開催されていることが多いため早く売却する
\Apple ギフトカードは利用期限なし/