この記事では、ネットワークカメラに最適なPoE対応スイッチ「TP-Link TL-SG1005LP」を紹介しています。
防犯カメラって今や自分で設置できる時代って知ってますか?
わたしは事務所のリフォームのときにLANケーブルだけ工事業者に配線してもらい、後は自分で取り付けや設定を行いました。
その際に用意しておくべき物のひとつが「PoE対応のスイッチングハブ」。
一般家庭では馴染みの薄いデバイスですが、PoE対応のネットワークカメラを設置する上で必須装置となります。
今回は安価で扱いやすいPoE対応スイッチングハブ「TP-Link TL-SG1005LP」について、ネットワークカメラと共に紹介していきます。
カメラだけでなくPoE対応Wi-Fiルーターなどにも使えるので、気になる人は是非チェックしてみてください。
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本記事はメーカー様から製品を提供していただき作成しています。
ネットワークカメラを設置するのに必要なもの
まずPoE対応のネットワークカメラを構成する上で、必要な物をまとめてみます。
PoE対応ネットワークカメラの必要なもの
- PoE対応ネットワークカメラ+主装置(高性能NVR)※セット
- PoE対応スイッチングハブ
- LAN配線用のスイッチングハブ
- LANケーブル(Cat5E以上)
「ネットワークカメラ、録画装置、LANケーブル」は、わたしが購入したSecuSTATIONならば一式揃えて購入することができます。録画装置も専用仕様なのでマニュアルが詳しく取り扱いがしやすかったです。
よって、別途用意しなければいけないのは「②PoE対応のスイッチングハブ」と「③通常のスイッチングハブ」だけでした。
「スイッチングハブなんて自分で選べないよ!」という人は、この記事で紹介している2機種を使ってみて下さい!
ただし、注意ポイントもあるので「TP-Link TL-SG1005LP」について詳しくみていきましょう。
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TP-Link PoEスイッチ TL-SG1005LP のスペック
TP-Link TL-SG1005LP 特徴
- PoE対応ポート×4 搭載(総合計は5ポート)
- IEEE 802.3af/at準拠のPD(受電機器)に対応
- 各PoEポートで最大30Wまで対応
- 全PoEポート合計で最大40Wまで対応
- ソフトのインストール作業が不要
インターフェース | 5ポート(PoE対応は4ポート) |
---|---|
PoEポート(RJ45) | •規格:802.3 af/at準拠 •PoEポート:ポート1–4 •供給電力:合計40W(各ポートは最大30W) |
最大消費電力 | • 4.12 W (220/50 Hz. PD未接続時) • 47.5 W (220/50 Hz. 40 W PD接続時) |
外部電源 | 出力:53.5 VDC / 0.81 A |
サイズ | 99.8×98×25 mm |
注意すべきポイントは、ポート数と最大供給電力の2点です。
「TP-Link TL-SG1005LP」のPoE対応ポート数は4ポートなので、カメラの接続は最大で4機となります。5機以上となると構成が複雑になるので別の製品にしたほうがベターです。
また、電力供給は最大で合計40Wです。カメラ1機につき5W〜8W程度なので「8W×4機=32W」という計算であれば問題ありません。とにかく合計40Wを超えないように使用デバイスを選択しましょう。
TP-Link PoEスイッチ TL-SG1005LP の外観
TP-Link TL-SG1005LPは、金属素材でできたPoE対応のスイッチングハブです。
ポートは合計5ポート搭載されており、No1〜4ポートがPoE対応となっています。そのため、PoE対応デバイスは最大で4機までの接続となります。
No5は主にWi-Fiルーターと接続するよ!(あとで説明します)
右側と左側には通気孔があり熱を逃がす構造になっています。また、全体が金属製で排熱に効果を発揮します。
背面には、電源ポートとセキュリティワイヤーを通す穴があります。
最後に付属品は以下の通り。
- TP-Link TL-SG1005LP 本体
- 電源ケーブル
- シール
- 書類
LANケーブルは付属していないので、必要な分は別途用意しましょう!
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TP-Link PoEスイッチ TL-SG1005LPを使った配線例
では、実際の配線例を紹介します。
基本的な配線方法はTL-SG1005LPに付属している解説書にも記載されています。
わたしはPoEカメラと一緒にカメラ制御用の主装置を接続したので、説明書とは違った配線となりました。
ちなみに、主装置はこんなビデオデッキみたいな機械です。(録画やカメラの操作を行います)
では、どのように配線したか詳しく見てみましょう。
各ポートの接続先
- No1〜No4ポート→各PoEカメラと接続
- No5→カメラ制御用の主装置
全体の図面はこんな感じです。
スイッチングハブの周辺には電源となるコンセントが必ず必要なので注意しましょう!
見ての通りですが、PoEスイッチングハブとカメラ制御主装置を接続しています。尚、カメラ制御主装置にはディスプレイも接続するので管理がしやすいようにデスク横に設置しています。
また、カメラ制御用の主装置から先には通常のスイッチングハブ(TP-Link TL-SG105E)を設置しました。
実際には、このスイッチングハブにNASや各部屋へのLANが接続されていますが、ややこしいので図からは省略しています。(LANポートの拡張が必要ないなら無くても大丈夫です。)
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このスイッチングハブは、この記事を書いている時点で2年以上使用していますがいまのところトラブルが発生したことは一度もありません。
どちらのスイッチングハブも接続するだけですぐに使えるようになるので、細かな設定は必要ありませんでした!
ちなみに、わたしの環境下ではLANケーブルは壁の中、各種スイッチングハブやWi-Fiルーター、インターネットモデムは天井裏に設置しています。人それぞれ環境が違うと思うので、設置場所の配線を事前にしっかりと検討して下さい。
まとめ
以上、PoE対応のスイッチングハブ「TP-Link TL-SG1005LP」とネットワークカメラの活用法紹介でした。
PoE対応のネットワークカメラを使うためには、同じくPoE対応のスイッチングハブが必要です。
PoE対応スイッチングハブを選ぶポイントは3つ!
PoE対応スイッチを選ぶポイント!
- ポート数に注意すること(PoE対応と非対応の数)
- 最大供給電力に注意すること
- 周辺に電源コンセントが必要なこと
この記事で紹介した「TL-SG1005LP」は、合計40Wの電力を供給できるので、PoE対応のネットワークカメラならば問題なく使用できます。
また、使用できるポート数は「PoE:4ポート/通常:1ポート」なので、4機までカメラを接続することができます。
カメラを制御する主装置の有無や、接続するデバイスによって配線方法が異なるので、詳しくは使用するデバイスの説明書を読むようにしましょう。
最後に保証について。
PoE対応スイッチングハブ「TL-SG1005LP」は5年保証、通常のスイッチングハブ「TL-SG105E」は永久保証と、TP-Linkのスイッチは保証が優れているので安心して使うことができます。
これから、ネットワークを整えようと思っている人は使ってみてはどうでしょうか。
以上、参考になれば嬉しいです。
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