ブラウザやアプリを開きつつ、ちょっとしたメモを残したいと思ったことはありませんか?
開いているアプリを閉じて、メモ帳を開くというフローは意外と面倒ですよね。
今回は、そんな面倒を解決してくれるMac専用アプリ「Unclutter」を紹介します。
目次
Macアプリ「Unclutter」で出来ること
「Unclutter」を使えば、
- クリップボード(コピー履歴の管理)
- フォルダやファイルの保存
- メモの記録
の3点を、デスクトップ上部(ステータスバー)にマウスカーソルを持っていき、下にスクロールするだけで開くことができます。

開いているウインドウを閉じずに利用できる点が最大のメリットで、ファイル管理やメモをとる際に活躍してくれます。
ソースネクストの販売サイトで動画が公開されているので、どのように動作するかを確認してみてください。
Macアプリ「Unclutter」メモ機能の感想
紙のメモが必要なくなった
メモを取るのために、普通は紙を使う事が多いと思います。
私も「Unclutter」を使うまでは、iPadや紙を使ってメモを残す事がほとんどでした。
ですが、「Unclutter」をMacに入れてからは、紙やiPadを使う頻度がぐんっと減りました。
仕事中は必ずパソコンを開いている
私は仕事中にパソコンを常に開いています。
そのため、メモを残す際にパソコンでメモを残せた方がメリットがありました。
手元に紙とペンがないことが結構あるので、開いているMacでメモを残した方がスムーズだったんです。
一般的に、メモ帳アプリをパソコンで開くとなると、
- 任意のメモ帳アプリを起動する
- 保存する
- 閉じる
- 時には、開いているウインドウを閉じる
などの操作が必要になってきます。
ちょっとしたメモをとりたい時に、これだけの操作はかなり面倒です。
「Unclutter」を使えば、マウス操作だけでワンタッチでメモを書き始める事ができ、直感的にすぐにメモを残せるので、本当に便利になりました。
メモの履歴を残せる
私は大雑把な性格なため、書いたメモを保管することが大の苦手でした。
数日後まで残しておくべきメモは、デスクやPC画面に付箋を貼って管理をしていましたが、時にはそれも忘れて、書類の山に埋もれていました。
「Unclutter」に切り替えてからは、メモを一覧で確認できるので「あれ?あの用件なんだっけ?」と気になった時に、過去の履歴をチェックでき、備忘録として活躍しています。
ただし、色分けなどでメモの重要度を分けることはできません。
あくまで「メモを残す」という役割までは完璧なので我慢するようにしています。
Macアプリ「Unclutter」クリップボード機能の感想
個人的には、活用する頻度は少ないですがあると便利な機能です。
過去にコピーした文字列が自動で記録されていくので、繰り返し同じコピペを行いたい時に活躍しています。
また、コピー履歴を独自に編集することもできます。
例えば、
- コピーした文字列→「Unclutter」
- 編集した文字列→「Unclutterのレビュー記事」
というように、コピーしたものだけではなく、追加や削除もできるので活用の幅は広いと言えるでしょう。
私は、コピペするより、新たに手打ちする派なのであまり使用しませんが、コピペを頻繁に使う人にとっては、手放せない機能になると思います。
Macアプリ「Unclutter」ファイル保管機能の感想
「Unclutter」のファイル保管機能を絶賛する人は多いはずです。
私もよく使うフォルダを配置してすぐにアクセスできるようにしています。
Yoinkというアプリを使っていましたがm、今では必要に応じて使い分けています。
YoinkとUnclutterの感覚の違い
Yoinkは、ファイルの一時保管場所を作るアプリです。
これが超絶便利でMacを使っている人全員におすすめできるアプリです。
今回紹介している「Unclutter」にも、同類の機能が搭載されており、ファイルを「Unclutter」に保管することができます。
使ってみた違いは次の通りです。
- Yoink…ファイルの一時保管場所(永続保存ではない)
- Unclutter…デスクトップの拡張(ミニデスクトップ)
Yoinkはファイルのコピーや移動をするときに、一時的にファイルを置いておき、ドラッグ&ドロップで操作できるようになります。
Unclutterは、小さなデスクトップがひとつ増えたと思ってください。
完全に保存することも一時保管することもできます。
操作性はどちらも共通で、ファイルを選択してドラッグし、
- Yoinkは設定した場所(私は左下)
- Unclutterは、デスクトップ上部
に持っていくだけで自動で保管場所がパカっと開いてきます。
ファイル操作が多い人は、インストールしておいて損のない機能なので、是非使ってみてください。
「メモ機能」「クリップボード機能」がいらなくて、ファイルも一時保管でいい場合は、Yoinkをおすすめします。
Macアプリ「Unclutter」|まとめ
以上、Macアプリ「Unclutter」の紹介記事でした。
「Unclutter」をまとめると、
- クリップボード(コピー履歴の管理)、フォルダやファイルの保存、メモの記録を簡単に行うことができるアプリ。
- マウスカーソルを、デスクトップ上部へ持っていき下にスクロールするだけで起動(表示)できる。
- デスクトップを拡張できる。
- メモは記録として残せて検索も可能。
- クリップボードは、自動保存で編集も可能。
Macを使う上で、「あると便利」がぎっしり詰まったアプリです。
使えば手放せないアプリのひとつになると思うので気になった人は是非チェックしてみてください。