「少なく見積もっても6時間」
1日で私がパソコンを使う時間です。
実に4分の1もの時間をパソコンと共に生活をしていると考えると、操作に使うマウスやキーボードはそれなりに良い物を使ってもいいのでは…?
と思い、今回は「LogicoolのMX MASTER 2S」を購入してみました。

▼ANYWHRE 2Sが気になる方はこちらから

目次
Logicoolマウス MX MASTER 2Sの外観と機能
ロジクールの「MXシリーズ」はハイエンドクラスのマウスとして位置づけられています
実売価格で1万円程度する商品として、機能や見た目にこだわられているのが特徴です。

「MX MASTER 2S」の形状は、立体的で手にフィットするように作られています。
確かに格安マウス10個分に相当する値段をするだけはあります。

ボタン関連で最も特徴的な部分は、親指部分にくるサムホイールです。

デフォルトでは水平スクロールが割り当てられていて、Excelファイルなどの横に広がるタイプのファイル操作に活用できます。
また、いわゆる「戻る」「進む」に良く活用するサイドボタンは上下に細長く配列されています。
バッテリーのインジケーターも左サイドに搭載されており、
- 緑で3つ点灯:100%
- 緑で2つ点灯:66%
- 緑で1つ点灯:33%
- 赤で1つ点灯:10%
と状態を知らせてくれます。
▼クリック音は下の動画で(音注意)
また、スクロール機能にも大きな特徴があります。
Logicoolのマウスには、高速スクロールという機能を搭載したマウスがあります。
「MX MASTER 2S」にも搭載されていて、普段は普通のスクロールで、高速スクロールさせたい時だけ早く回せば自動的に高速スクロールに切り替わります。
高速スクロールの音がとれていませんが、勢いよくスクロールを回せば「カリカリ→スーー」と変化し無音になります。
裏側は、高精度センサーを搭載しています。ガラス面など様々な場所で利用でき、最大4,000dpiでトラッキング可能です。
また、最大3台までのPCとペアリングが可能です。切り替えスイッチでPCを変更できますが、Logicool Flowという機能を使えば、スイッチの切り替えは必要ありません。

「MX MASTER 2S」は充電式タイプのマウスです。(充電しながらでも利用できます)
端子はMicro USBとなっています。最新式の「MX MASTER 3」ではタイプCが採用されていますが、値段がめちゃくちゃ高いです。

各種ボタンは専用のアプリケーションで細かく設定できます。
どのボタンに何を割り当てるかをかなり自由に構成できますよ。

Logicoolマウス MX MASTER 2Sのサイズ感
マウスで最も重要なポイントは手にフィットするかどうかだと思います。
「LogicoolのMX MASTER 2S」はどうでしょうか。

始めて「LogicoolのMX MASTER 2S」を握ったときの印象としては、でかい!という感じでした。
普段は、Logicool ANYWHERE 2Sを使っているからだと思いますが、差が凄すぎて驚きました。
並べてみると、まるで親子。

横・縦・高さのどれをとってもサイズアップしています。

特に違和感を覚えたのが「高さ」でした。
私の感覚としては、
- MX MASTER 2Sは、手のひらで包み込むイメージ。
- ANYWHERE 2Sは、手のひらをかぶせるイメージ。
そんな感じで、手になじむのに5時間ほどかかりました。
高さのあるマウスが苦手な人に、MX MASTER 2S合わないと思うので、実機を触れない場合は他のマウスで高さのある製品を触ってみましょう。
▼バーをスライド(左:MX MASTER 2S 右:ANYWHERE 2S)


個人的な好みとしては、ANYWHERE 2Sの方が好きでした。
MX MASTER 2Sは、まるで”マウスに自分が使われているような感覚”を覚えるほど存在感があったので、ちょっと違和感がありました。
結局、今はデスクトップPCでもANYWHERE 2Sを使っちゃっています。
Logicoolマウス MX MASTER 2Sで伝えたいこと
メインマウスとして機能性は抜群

機能面では、他のマウスと比べて圧倒的な性能を持っています。
- 高速スクロール
- サイドスクロール
の2点に関しては、MX MASTER 2Sのアイデンティティと言っていいでしょう。
そして、Logicoolならではの、全ての物理ボタンを自分の好みの機能を割り当てられる点は、かなりのメリットとなります。
高機能で高性能なマウスが欲しい人にとっては、これ以上ないマウスと言えると思います。
サイズが人によっては大きい

残念ながら私は、MX MASTER 2Sをメインマウスとしては利用していません。
それは、サイズが大きすぎたことが原因です。
日常から、ANYWHERE 2Sというコンパクトなマウスを使っていたため、MX MASTER 2Sの大きさに慣れることができませんでした。
特に女性にはどう考えても大きいような気がするので、購入前にサイズはしっかりと検討する必要がありそうです。
高速スクロールは好みが分かれると思う

Logicool特有の機能の高速スクロールですが、OFFにできない仕様のようです。
勢いよくスクロールをすると「シャーッ!」とスクロールが回りっぱなしになります。
予期せずに、ウェブページが下までスクロールしてしまう時が多々あり不便に感じてしまいました。
使い方によっては、とても便利な機能だと思うので慣れる前に見捨てた私が悪いのかもしれませんけどね。
ちなみに、ANYWHERE 2Sは良くも悪くも、高速スクロールをON/OFF切り替えが可能です。
Logicoolマウス MX MASTER 2S|レビューまとめ
以上「LogicoolのMX MASTER 2S」のレビューでした。
- 高機能なマウスが欲しい
- サイズが大きめのマウスが欲しい
- 高速スクロールを使いたい
- サイドスクロールが使いたい
これらの人にとっては、最高に良いマウスだと思います。
用途と感覚さえあえばMXシリーズのマウスは最高クラスの快適さを感じれると思います。
ただし、注意も必要です。
サイズ感や操作性に慣れが必要なので、合わなければ不便に感じることも。
購入前に是非参考にしてもらえればと思います。
