スマホ・タブレット・ノートパソコンなど多くのデバイスを持ち出す私にとって、それらを車内で充電できる「カーチャージャー」は無くてはならない存在です。
また、車内で充電できる時間は移動時間に限られるため、数分~数十分程度と短い時間であることが大半。
そのため、いかに高速で充電できるかがカーチャージャーには必要な機能となります。
今回は、高速充電PDに対応した「Anker PowerDrive Speed+ Duo」を購入したのでレビューしていきます!
目次
Anker PowerDrive Speed+ Duoの外観とスペック
外観はブラック中心のシンプルなデザインです。

サイズは、次の通り。
- 長さ 約66mm
- USBポート部分の円径 約35mm
可もなく不可もなく普通のカーチャージャーです。


USB Type-CとType-Aのポートを1基ずつ搭載しています。
「 IQ」と書いてあるのは、Anker独自の技術で、各USBポートに接続された機器を自動的に検知する機能です。

USBポート部分の周りには円形のLEDライトが内蔵されていてブルーに光ります。
綺麗な色なので見た目が良い点も魅力ですが、夜間にコネクタの位置が見えるので利便性も兼ね備えています。


仕様は以下の通り。
出力ポート | USB Type-A×1 USB Type-C×1 |
---|---|
出力(Type-A) Power IQ |
5V=2.4A |
出力(Type-C) Power Delivery |
5V=3A 9V=2A 15V=2A 20V=1.5A (最大30W) |
入力 | 12V / 24V=5A |
サイズ | 約63×35×35mm |
なんと、Type-Cだと最大で30Wの出力で充電が可能なので、車内でMacBookをはじめとするPD対応のノートパソコンまでも充電できます。
Anker PowerDrive Speed+ Duoの気に入った所
PD充電で最大30Wはやっぱり早い

iPhoneXSを30分充電した結果は以下の通りでした。
- Anker PowerDrive Speed+ Duoで充電した場合充電量:10%→約55%(45%回復)
- iPhone付属「5W 充電器」充電した場充電量:9%→約30%(20%回復)
スマホのバッテリー性能や環境によって変化はすると思いますが、2倍以上の性能を発揮してくれました。
充電出力を計測
電圧・電流チェッカーで確認したところ、電圧9.18V、電流1.84A、電力は約16.9Wという結果に。
iPhone付属のUSB電源アダプタが5Wなので約3.4倍の電力に相当する計算ですね。
充電量45%というのも納得の数値と言えそうです。
電圧5.19V、電流1.93A、電力は約10Wという結果になりました。
さすがにType-Cポートによる充電には及びませんでしたが、iPhone付属の受電アダプタが5Wと考えると約2倍の電力に相当するので、十分な高速化がなされていると思います。
急速充電するために必要なもの
Anker PowerDrive Speed+ Duoに限らず、PDでの高速充電をするためには、USB PD対応USB-Cケーブルが必要です。
USB Type-Aでは、PD充電は出来ないので、必ずPD対応のケーブルを用意してください。
高速充電は、iPhone側で受けられる電力が18Wまでなので30W対応などの高速充電器を利用してもiPhoneの場合は18Wまでの出力しかでません。iPadや他のAndroid端末、ノートPCでは30W、45Wなどの充電が可能なので、利用する機器の詳細を調べてみましょう。
Anker PowerDrive Speed+ Duoのレビュー|まとめ
以上、Anker PowerDrive Speed+ Duoのレビューでした!
- 最大30Wの高速充電(PD)が可能
- USB Type-CとType-Aの2ポート搭載
- ブルーのLED搭載で見た目も、利便性のGood
- 18か月メーカー保証
という、車内充電としては、最高の性能を備えた高速充電器です。
- 移動中にバッテリー切れが多い人
- ノートパソコンなどの高出力が必要な端末も充電したい人
スマホであれば、30分で50%近くのバッテリーを回復できます。
安心のAnker製品という事も含めて、カーチャージャー買うなら「Anker PowerDrive Speed+ Duo」で決まりですね!